応援コメント

06.09. 23:21:17」への応援コメント

  • その境遇はかなり辛かったでしょう。

    一人の人間の親として、責任を持って子供に、幸せを感じさせることは責務です。

    でもこの文章から察するに、はなねさんは「女は要らないから、我が子としてではなく、ただの人間として」育てられたようですね……。

    寺だろうが何だろうが、跡継ぎが必要になる家庭は未だ残っていますし、それは悪いことではありません。

    しかし、女は僧侶になれない、それはトンデモな間違いです。

    さっきググったら、普通に女性の僧侶も住職もいらっしゃる、と出てきました。

    もしお寺の伝統で「女性僧侶はナシ」というものがあったなら、これはスルーして構いません。

    男女の偏見が消えない社会を具現化していますね……。

    姉妹のうち誰かが僧侶になれば、住職になれば、恐らく心配することはないのですが。

    作者からの返信

    実は「森谷家の跡継ぎが男でなくてはいけない理由」には、宗派の修行が関係しています。
    詳しいことは言えないのですが、なかなか過酷な修行を終えなければ我が宗派で僧侶らしい仕事ができません。また、季節のご祈祷は現状性の問題に抵触するものもあります。
    解決するには現状があまりに悪すぎるため、なかなか難しいです。

    また、姉は手がつけられない程度に荒れていて、妹も不登校。おまけに私は躁鬱。こんな姉妹に寺を任せるくらいなら、他に誰か継いでくれないかなぁとすら考えている今日この頃。父も、姉妹のいずれかには継がせられないと考えているようです。

    返信をするために色々調べてくださったようで、ありがとうございます。少しでも知ろうとしてくださる方がいるということが嬉しいです。


  • 編集済

    ああ、もう本当に胸が震える文章ですね!
    森谷さんが苦しくなるのは、きっとそれだけ人生にひたむきで、
    真剣に生きておられるからだと思います。

    大人たちはもっとテキトーに生きていて、
    だからこそ苦痛には鈍感でタフでいられるし、
    ひどいことも平気でします。

    正面からまともに人生にぶつかっていく森谷さんの生きざまは、
    わたしの目にはとても眩しく映ります。
    わたしも誰かの代わりに生まれてきた子供でしたが、
    森谷さんの日記を読んでいると、
    この世界も捨てたもんじゃないよなーって思います!

    作者からの返信

    嬉しいお言葉をありがとうございます……!

    人生に真面目すぎるかもしれない自分が嫌になったり、でもそうしないと生きてく実感が持てない自分がいたり、難しいものを抱えています。
    いっそ世の中にも他人にも鈍感だったら生きやすかったんだろうなぁ、なんて。

    こんな文章をここまで褒めてくださる方がいるということ、それが私の心の支えになります。
    私の言葉でサクイチさんになにか良い影響を与えることができたのなら、私は幸せです。

  • つらいですよね……。

    私、母親に「学校やめたい」と泣きついたことがあるんです。嫌なことばっかりで、どうしようもない自分が嫌になって、死にたいとまで思うようになって。そんな状態の娘に突き刺した言葉が「学生を辞めるなら家から出ていけ」です。怒っていたときの一時的な感情かもしれないのですが、それがずっと心の中に刺さっていて。

    父親は家にいないし、母親は気分屋だし、もうどうしようもないですよね。

    クラスメイトだってそうです。
    私が球技大会に出られないことを知って、「私もサボりたい」と大声で言う彼女。
    ――サボっているわけじゃないんだよ、私だって参加したいよ。
    彼女の発言を知らない先生は、「クラスメイトはあなたのことをちゃんと理解している。いい子たちばかりだ」。
    私の通っている学校は、進学校という名ばかりで、実際は「頭がいいことを自負した医者の娘・息子。他人を蹴落として愉悦する人ばかり」です。

    ――みんなが苦労している。うつ病は甘えだ。しんどいなんて嘘をつくな。
    そんな古い考えの人は、一回みんな、うつ病になればいいのに。

    うつ病は甘えじゃない。いじめは人を殺してしまう。そんな簡単なことがわからない人間が多すぎますよね。
    私たちだって、うつ病になりたくてなったわけじゃないのに。

    はなねさん、どうか強く生きてくださいね。
    あなたの苦しさをわかってくれない一部の人間なんて、無視してしまえばいいんです。
    生きているだけで偉い、そう思えればそれで充分なんです。

    あなたに幸せが訪れますように。

    作者からの返信

    さつきさん、ありがとうございます。
    つらいことだらけでしんどかったのですが、さつきさんのコメントのおかげで少し心に温度が戻ってきた気がします。

    うつ病や精神疾患って「なってみないと気持ちが分からない」病気なんだなと改めて実感しました。
    家族だけど理解してくれない人間も存在する、ということがつらくてなりません。同じ学校の友達でも、先生でも同様。そんな状況下にさつきさんが置かれていることが悲しいです。

    でも、ありがとう。

    さつきさんのことを話してくれてありがとう。心の痛みを共有してくれてありがとう。私は、さつきさんのつらさを理解できる人間でありたいと思いました。

    お互い、生きているだけでえらいです。たとえ苦しくて死んでしまったとしても、それまで頑張って生きたということが何よりもすごいのです。

    人の心の痛みがわかる優しいさつきさんのこれからにも、幸せが訪れますように。