ある少女の日記

〇月〇日

お母さんに言われて今日から日記を書くことにしたよ。

なんか文字を書く練習にいいんだって。

私のお母さんはすごく優しくて、冒険者の中でもすごく強い魔法使いなんだ。

今日はお母さんに、たくさん魔法の練習していて偉いねって褒められちゃった。

この調子でお母さんみたいな立派な魔法使いになれるかな。


〇月△日

今日もいっぱい魔法の練習をしたよ。

私はお母さんと2人で暮らしてるんだ。

私のお父さんは私が小さい時からいないんだけどなんでなんだろう。

今度お母さんに聞いてみよう。


〇月◇日

今日も魔法の練習をしたよ。

朝、お母さんに私のお父さんはどこにいるのって聞いたら、天国ってところにいるみたい。

いつか会えるといいな。

それにしてもお母さんなんだか暗い顔してたけどなんでだろう。


〇月×日

今日は久しぶりにお母さんと一緒にピクニックに行ったよ。

途中で魔物に襲われたけど、お母さんがあっという間に魔法でやっつけちゃった。

やっぱりお母さんはすごいなあ。


△月〇日

今日は日記を書き始めて初めて月が替わったよ。

いっぱい日記を書いたから、お母さんに褒められちゃった。

そういえばお母さん、家に帰ってくるのが最近遅いな。

冒険者ってやっぱり忙しいのかな。

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