第八話 魔術オタクは魔力問題を解決す

王都ハノークから街道沿いに歩いて三日。鬱蒼とした森を背後に七~八十戸ほどの民家を抱える村の中心に、一際目を惹く大きな屋敷があった。田舎らしく頑丈で優雅さに欠ける造りではあるが、低い柵で囲まれ良く手入れされた芝生に覆われた庭や、夕闇の中かすかに馬のいななきが聞こえる厩舎などは、贅を凝らした王都の貴族の屋敷などとは違う温かみを感じさせる。


屋敷の奥には大きな書斎がある。背の高い書架と大きめの机以外には何もない殺風景な部屋を、天井の<絶えざる明かりパーペチュアル・ライト>が照らしている。机には一人の老女がはすに座り、長いパイプをくゆらせていた。



「サキとルリア、共に初日初回で呪文の詠唱に成功しました。サキは<明かり>の呪文を発動したものの、直後に魔力の消耗により気絶。現在は回復しております」


老女のものとは思えない低い男の声が、酷く抑揚を欠いた調子で報告する。しかしこの部屋には、主である老女以外の人物はいない。


「魔力だけでなく、センスもあるか。ルリアは本当に楽しみだねえ。しかし……サキまで成功するとは。例え<明かりライト>の呪文だろうと、あの子の魔力で足りているとは思えないがね」


細く煙を吐き出しながら、エステル・アドニ・アルカライは呟く。彼女は再びパイプに口をつけると、机の前の誰もいない空間に顔を向けた。しかし彼女の眼には、書斎の中央でつむじ風のように渦巻く魔力の輝きが見えている。


第三階梯呪文<見えざる従者アンシーン・サーヴァント>。大気の精霊に連なる不可視の存在を呼び出し、一定時間従わせる。非力で戦闘には役立たないが、目に見えず高速で移動できる上に行動範囲も広い。使いようによっては非常に役に立つ呪文である。


「あれからもう三年かい。近いうちに、二人がどれだけ成長したか見に行くのもいいね。レヴィにそう伝えとくれ」


<見えざる従者>はその返答を聞くと、文字通り一陣の風と化して飛び去った。部屋の扉も屋敷の壁も存在しないかのように素通りし、遠く王都へ向けて空を駆け戻っていく。



沈黙が落ちた書斎の中で、パイプの紫煙だけが音も無く立ち昇る。その様を見つめながら、エステルはじっと考えに耽るのだった。




------------------------------------------------------------------------------------




翌朝。俺はいつものメンバーで屋敷を出て、すっかり上機嫌で塾に向かって歩いていた。昨日は屋敷までどうやって帰ったか覚えていないぐらいだったのに、今朝はいつのも街並み、いつもの通学路さえ、普段と違って色鮮やかに見える。


「本当に戻った」


隣でルリアが、やや不機嫌な眼差しで俺に言う。どうやら「心配して損した」ぐらいに思っているらしい。ありがとうなルリア、と心の中で思いながら彼女に笑いかける。つん、という感じでルリアは顔を逸らすが、口元がほんの少しほころんでいるのが見えた。


道中、俺達の進行方向から何処かの屋敷に仕える従僕らしい青年が、こちらへ歩いてくるのが見えた。俺はすれ違いざまに、大きな声で「おはようございます!」と挨拶する。青年はびくりと動きを止め、こちらが貴族の子弟と見て取ったのだろう、「お、おはようございます」と深々と頭を下げると慌てた様子で足早に立ち去っていった。


「サキ様。他の貴族の家中の者に、先程の様に気安く接するのはお控え下さい。それに……今の様にいきなりお声を掛けられては、あの者も困ってしまいますよ」


ラズさんがその実直な性格のままの忠告をしてくれる。とは言えセリフの後半は柔らかな物言いだし、顔には笑みが浮いている。


「本当に仕方ありませんね、サキ様は。でも昨日お倒れになった後、酷く意気消沈しておられた様子だったので心配しておりましたが……。お元気になられたようで、安心しました」


ハンナもニコニコとしながら、そう続けた。昨日は二人にもかなり心配させてしまったみたいだな。自分が落ち込むのはいいが、それで心配をかける人間がこんなにも居るということに改めて気付かされる。魔術どうこうも大事だが、貴族の子弟としてそして一個人として、これは気にかけておくべき点だろう。反省しきりである。


「よし!今日も張り切って勉学に励もう!」


前を向いて、声を出す。やるべきことは昨日までと変わってないが、心の持ちようが変わるだけでこうも違う。俺は新たな決意をもって、塾の門をくぐったのだった。




「失礼します」


講義が始まる前、俺は昨日運び込まれた塾長室へ足を運んだ。この為に今日は早目に屋敷を出てきている。室内には父さんと母さん、それに俺だけだ。ルリアたちには部屋の前で待ってもらっている。


「父上母上、昨日はご心配をお掛けして申し訳ありませんでした」


「いや、大事には至らなかったのだ。問題ない。それで……今日はどうした?」


重厚で立派な塾長の机に座った父さんが、俺に向かって真剣な様子で尋ねてきた。横に立っている母さんも、何やら不安げな様子でローブの端を握りしめている。


「いえ、昨日のお詫びをと……ああ、安心して下さい。自分の魔力のことを知ったからといって、魔法を学ぶのを止めたりはしませんよ」


両親の様子から察した俺がそう言うと、二人には明らかに安堵した空気が流れた。


「そう言ってくれるか。事が事だけに、お前がショックを受けるのではないかと思っていたが……。安心したよ」


「昨日も言ったけど、呪文を使いこなすことだけが魔法使いの役目ではないの。知識を学んで、それを他の人に伝えていくのも大切なことよ。魔法の勉強が役に立たないことは決してないわ」


二人が決して表面上だけの言葉でなく、真摯に俺を心配した上で励ましてくれているのが分かる。魔法の大家の嫡男として生まれたのに、魔力をほとんど持たない俺をだ。いい人たちだよなあ。俺に前世の記憶なんてものがなかったら、素直に感動できたのだろうか。あるいは拗ねて反発し、グレてしまったかも知れないが。


「ありがとうございます。もうすぐ午前の講義が始まりますので、これにて失礼いたします」


両親に九十度のお辞儀をし、俺は塾長室を後にした。ドアの外でルリア達と合流し、講堂に向かう。


母さんの言うように、魔法の勉強が役に立たないということはない。この世界では魔法使いが重要な地位についているらしいので、その業界とコネクションを持っておくのは大事なことだ。少なくとも魔術学校なるものに入学できる程度には学んでおかねばならない。学閥なんて言葉もあるくらいだし、学校での交友関係がそのまま将来の資産となるであろうことは想像に難くないからな。


そんな打算は抜きにしても、魔術について調べるためにも勉強は重要だ。婆ちゃんが以前言っていたが、昔は魔術や魔術師という言葉がちゃんとあったのだ。もしかしたら、魔法の中に魔術の痕跡が残っているかもしれない。


「サキ。何を話してたの?」


「ん?これからも勉強頑張りますって話」


「そう。私も頑張る」


講堂へ続く廊下を歩きながら、ルリアがそんなことを言う。ちょっと待て。君が頑張ると、俺がちょっと頑張ったくらいでは追いつけない差になるんじゃないだろうか。ほどほどにしておいて欲しいものだ。最近ますます魔力の輝きが増している彼女を横目で見ながら、俺はそう思ったのだった。



一般教養の講義を終えて昼食を済ましたら、お楽しみの魔法の講義だ。今日は他の塾生たちと一緒に、魔法練習場で実技である。講師は父さん。


「他の者が呪文を発動するところを見るのも、実に良い勉強となる。漫然と練習するのではなく、常により洗練された発動を目指しなさい」


散らばって練習する塾生達に、父さんの指示が飛ぶ。そういうものか、と俺は他人の練習風景に目を向けてみた。


どうやら向こうで年嵩の塾生(十歳くらい)が<魔法の矢マジック・ミサイル>の呪文を唱えるようだ。彼は壁際の標的に向かい、シジルを結んで呪文名を詠唱する。見事指先から魔法の矢が飛び出して、標的を撃った。


「……なるほど」


先程の先輩の呪文発動は、先日見た父さんのそれと比べると雲泥の違いだった。


まず、印を結ぶ速度が遅い。指先で楕円を描くのに、生み出される光の線が弱々しくて途切れそうに見える。多分、急いで印を結ぶとあの線が切れてしまうのだろう。父さんに比べて倍から三倍の時間を掛けて印を結んでいた。


そして呪文名の詠唱が、印を結んでから二拍も三拍も遅れている。これも想像だが、光の矢が飛んでいくイメージを素早く思い描くことができないのだろう。結果、父さんと先輩では発動に要する時間が全然違うということになる。<魔法の矢>は戦闘に使用する呪文だ。咄嗟の時に素早く発動できないようでは、自分の命すら危うい。父さんの言う通り、他人が呪文を唱えるのを見るだけでも分かることは沢山ある。


ふと思いついて、隣でぼうっと周囲を眺めているルリアに話しかける。


「ルリア。昨日教わった<明かり>の呪文、唱えてみて?」


ルリアは頷くと、「<明かり>」と即唱えて光球を生み出してみせた。凄い。キュッという感じで素早く三角形の印を描き、間髪入れず呪文名を唱えている。動作開始から発動まで、ほとんど一拍子だ。印を結んでいる光の線もぶっといオレンジ色で、さっきの<魔法の矢>を唱えていた先輩の印とはえらい違いがある。ヤバいな。少なくとも<明かり>の呪文に限っては、ルリアは三日目で塾のどの先輩よりも先のレベルに到達してるぞ。


そして呪文使用前と使用後で、体内の魔力の輝きが弱まった様子も見えない。指先の上で光球をくるくると回して見せる彼女に、「上手だねルリア」と称賛を送る。この才能にこの魔力、ルリアは将来とんでもない魔法使いになるんじゃないだろうか。


「本当に凄いですね。もう、呪文を習得されたのですか」


その時、俺達に話しかけてくる者がいた。見れば、俺やルリアより二つ三つばかり年上と思われる少年がこちらを見て微笑んでいる。俺と同じ金髪碧眼で、線の細い柔らかな顔立ちの男の子だ。魔法を学ぶ塾生の証であるローブを着ているが、俺達同様「着せられている」感が強い。第一印象が正しければ彼も八つかそこらの歳のはずなので、当然と言えば当然だが。


「こんにちわ、先輩。先日入塾いたしました、サキ・アドニ・アルカライです。こちらは僕の幼馴染で、ルリア・シャロン……あ、こらルリア」


案の定、近寄ってきた先輩から隠れるように俺の背中に張り付くルリア。その頭上で<明かり>の光球が回転しているのは、何かのアピールだろうか。


「急に声をお掛けして申し訳ありません。私はロシュ・ラメドと申します。先生のご子息と、親族の方ですね?お二人とも大変有望な塾生だと、皆で噂していたところです」


「ご丁寧にありがとうございます。ですがロシュ先輩、私たちはこの塾では一番の新参です。どうか普通の後輩に接するような態度でお話しいただきたく」


貴族に対する礼と共に名乗るロシュ先輩に対し、俺も頭を下げながら返答する。この塾はアルカライ家うち主宰だけあってこういった身分差についての決まりにはうるさくないのだが、一般的にはロシュ先輩のような態度が普通なのだろう。というか、ロシュ君もまだ幼いのにしっかりしてるな。ミドルネームが無いことからも平民だと思うんだが、随分と社交儀礼が身についている。


「そうはいきませんよ。私などこの塾に通って二年にもなるのに、まだ呪文を一つしか唱えられないのですから。年月だけをいたずらに重ねておいて先輩などとは、とても名乗れません」


そう言ってロシュ君は、少し寂しげな笑いを浮かべる。あー、うん。最初から気づいていたが、ロシュ君は魔法を学んでいる塾生の中でも魔力が低い方なのだ。体内から発するオーラの輝きは、一般人よりは強いが他の塾生からは一段か二段は劣っている。それでも俺よりだいぶマシなのだから、そんな悲しい顔をせずに自身を持って欲しいところだ。


「私だって<明かり>の呪文を発動するだけで精一杯で、魔力が足りなくなって気を失ってしまいましたよ」


「それでも、教わったその日に発動できたのでしょう?やはりアルカライ家の血筋、大したものだと思いますよ」


「そんなものでしょうか。そうだ、宜しければ先輩が呪文を使うところを見せていただけませんか?」


「お二人の前でですか。拙いので恐縮なのですが、それでは」


ロシュ君はそう言うと、手を突き出して呪文を唱え始めた。どうやら、俺達が習得したのと同じ<明かり>の呪文のようだ。母さんの教え方からすると、塾生はまず最初にこの呪文を教わるのかもしれない。ロシュ君は印を結んで「<明かり>」と唱え、見事に呪文を発動させた。


「お見事です、ロシュ先輩」


「いやあ、お恥ずかしい。先程ルリアさんにお見せいただいた詠唱と比べたら、とてもとても」


手の平の上に光球を浮かべながら、ロシュ君ははにかんだように笑う。確かに、印を結んだ時に現れる光の線は細く弱く、<明かり>と唱えるタイミングも遅い。体内の魔力の輝きも、呪文を発動する前と比べてかなり弱くなっている。彼の持つ魔力からすると、<明かり>の呪文一回でも馬鹿にならない消費ということになる。


その時、俺の背中を掴んでいたルリアの手が離れた。振り返るとルリアが頭上に加え、両手の指先の上にも光球を浮かべてくるくる回している。計三個の光球を操ってドヤ顔(俺でないと普段と変わらなく見えるだろうが)をする彼女を見て、俺は額に手をやった。


「……先輩。この子は特別ですので、お気になさらないで下さい」


「……ええと、何と言ったらいいか」


俺とロシュ君の何とも言い難い表情を見て、ルリアがその瞳に「解せぬ」とでも言いたげな、怪訝な色を映す。もしかして、褒めてもらいたかったのだろうか?


結局その日の講義は他の先輩達が呪文の練習をするのを眺めながら、ロシュ君と魔法のことや塾のことについて話を交わしている間に終わってしまった。この日話しかけてきたのはロシュ君だけで、他の先輩方は俺達を遠巻きにして声を掛けてこなかった。もしかしたら、六つの光球に自身の周囲をビットばりに飛び回らせていたルリアに恐れをなしていたのかもしれない。




その日の夜。俺は就寝前に子供部屋で机に向かい、羊皮紙に向かって書き物をしていた。書き記す内容は、明日ロシュ君に合った時にアドバイスとともに渡す予定のものである。今日の講義で塾生の呪文発動を見て、またロシュ君と色々話をしてみて、思いついたことがあったからだ。


俺やルリアと、他の塾生の違い。それはおそらく「イメージ力」だ。俺は魔術の修行としてイメージを可視化する「幻視」の訓練をしてきたし、ルリアもそれを真似してきた。呪文の発動には印を結ぶ際にも、呪文名を詠唱する際にもイメージを伴う。空中に印を描く様や、呪文が実際に発動するイメージを素早く力強く思い浮かべられるからこそ、スムーズに呪文が発動するのだと思う。


なので、ロシュ君も他の先輩達もイメージ力を高める訓練をすべきじゃないだろうか。そのための取り掛かりとして、まずロシュ君にイメージを高める訓練を試して欲しい。彼は先陣きって俺達に話しかけてきてくれたし、その人となりに好感が持てる。彼が魔法使いの道を歩む、ちょっとした手助けになればいいなと思う。


書き物を終え、ベッドの方を振り返り「終わったよ」と声を掛ける。それまでは机に座る俺の頭上にあった光球が飛んでいき、ベッドに腰掛けるルリアの頭の周囲を巡り始めた。ルリアは日課の小周天の行を行いながら、暗くないように<明かり>の呪文で俺の手元を照らしていてくれていたのだ。何というか、彼女の呪文の扱い方がどんどん上達している気がする。畜生、俺も魔力さえあればバンバン呪文を唱えて練習するのに……。


その時、俺の脳裏に電流が走った。魔力の光、小周天、気功。前世で得た気功の知識による修行で、俺やルリアの魔力は増大(俺は僅かだが)した。それでも俺は魔力が足りないが、足りないならどこかから持ってくればいいんじゃないか?そして気功には、周囲の「氣」を集めて自身に取り込む技法がある。


そう例えば、この部屋の空中に満ちている瞬く小さな光の粒。俺にしか見えないこの光も魔力なら、これらを集めて取り込むことで魔力不足を解決できるのでは?


よし、早速試そう。俺は椅子に座ったまま、小周天の行と同様に丹田に意識を集中する。いつものように体内の魔力が凝縮して光の珠が生まれるが、それはそのままにして胸の前に手をかざした。手の平を向かい合わせて少し離し、手と手の間にも光の珠が浮かんでいる様子を幻視する。


イメージが固まったところで、空中に漂う光の粒が両手の間にある珠に吸い込まれていく光景を思い浮かべると……動いた!宙に浮いている粒子が俺の手に引き寄せられ、掌中にある幻視した光の珠に吸い込まれていく。吸い込み続ける光の珠が大きく膨らんできたところで、手の平から腕を通し丹田の魔力の光へと動かして混ぜ合わせる。


「<明かり>」


そのタイミングで素早く印を結び、詠唱する。手の平から物理的な光量をもつ呪文の照明が生まれ、俺を照らし出した。体内の魔力は一気に輝きを失い、俺自身も軽い目眩を感じたが、昨日のように意識を失うということはない。成功だ!


「サキ、上手」


ルリアはいつの間にか行を終えていたのか、俺を見て手を叩いて褒めてくれる。俺は照れ隠しに頬をかくと、椅子から立ってベッドに歩み寄る。ルリアの手を取り、「ありがとう」と感謝を伝えた。


よし、これでギリギリではあるが魔法使いを目指す資格は出来たと言えるんじゃないだろうか。この訓練を続ければ、もっと多くの魔力を集めて高度な呪文の発動にも耐えられるようになるかもしれない。生来魔力が乏しい魔法修行者も、この技法を身につければそのネックが解消されるだろう。明日ロシュ君に教える予定のイメージトレーニング法の効果も実証されれば、呪文習得の難易度が技術と魔力の両面で下がることになる。こいつは俺の代で、アルカライ家の私塾が魔法教育に一大ムーブメントを起こすかもしれないぞ。


俺はそんな妄想を逞しくしながら、肝心の魔術の方面でも進展がねえかなあと思いつつ今日も眠りにつくのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る