応援コメント

第6話 他人の目」への応援コメント

  • どうもお邪魔します。メンヘラです。
    私的には、彼女は見ず知らずの人に

    「……大丈夫じゃないです」

    と僅かでも本音を言えた事で、八つ当たりの罪悪感を感じつつも、ほんの少しだけ癒されたのではないかな、と思いました。

    普段から「大丈夫じゃないです!」が主張できる人は、中々そこまで追い詰められないものです。
    きっと彼女は、普段から、

    「大丈夫です」
    「大丈夫です、やります」

    と言って身を削ってしまうタイプなのではないかなと妄想しました。

    彼女はその時恥ずかしかったかもしれないけど、ラーメンを転々と落として気付かず、誰にも呼び止めて貰えなかったら、スカスカの袋を抱いて、より惨めで辛い思いをしたはずです。

    ほんの少し心に余裕が出来た頃に、

    「あの時拾ってくれた人、良い人だったな」

    と思ったんじゃないかな、と勝手に希望的に妄想しました。
    天川さんの善意は、カップ麺と一緒にちゃんと届いていている筈です。
    と、メンヘラ縦縞は思います。

    作者からの返信

    あたし自身は、自分で行動した結果ですからたとえ八つ当たりされようと全然気にしませんけど、でも……彼女の方はどんな気持ちだったのかな、という葛藤は今でもあります。

    誰にも呼び止めて貰えなかったら、スカスカの袋を抱いて、より惨めで辛い思いをしたはず────

    その視点をいただけて、
    そうかな、……そうかも✨️
    と、10年越しで、ようやくそう思えるきっかけがいただけました。
    ありがとうございます✨️

    今でも、あの時本当はどうするのが良かったのかな、と思い出すことがあります。

    明らかに、買った商品に全く注意が向いていない佇まいで……
    あ、落ちる、落ちるよ……!?
    と思ったそばからぼろぼろとこぼれ落ち始めていたので、
    私は、反射的に拾ってしまったんですよね。
    今記憶を反芻すると、店員もそれを見てるのになぜか動き出さなかったんですよね。
    だから、あれ??? ここは黙って見送る流れですか???
    という、一瞬の迷いもあったのですけど……💦

    華やかで、整った制服を着たOLさんも
    実際は、生活カツカツで、お昼はカップ麺で……
    そんな実情も垣間見えました。
    そして、そんな状況でも身なりだけはきちんとしなければならない会社勤めは……やはりあたしは無理だな、と我が身を省みたりもします✨️