編集済
興味深いお話でした。
弊社で元々役員をされていて、社会的に見ても大変地位のあった方がいました。
定年後にもお客様として毎日来店し、店長を呼んで店舗の運営について改善を要求し、クレーマーと呼ばれる人になってしまった末に、最終的にカウンセリングに通われる様になったそうです。
人は社会的な役割を持つことによってでしか、満たせない自己肯定感があるのかも知れません。
それは例えば仕事でも良いし、自治会や学校の役割でも、趣味で人と繋がる事でも良い。
その自己肯定感が無いと、やはりフラストレーションが溜まって、それが他人に攻撃性として向かってしまうのかも知れないと思いました。
お話は変わりますが、避難所のお酒を飲んでいた方を咎めなかった方のくだりがとても胸に響きました。
自分自身も大変で気持ちの余裕も無い、その中で相手の心情に寄り添える、心から尊敬します。
お酒を飲んでいた方も、それを咎めなかった方も、今は穏やかに暮らしていて欲しいと思いました。
作者からの返信
このお話が放送されていたテレビを一緒に見ていたばっちゃんが、
「こんな時だから、飲みたいんだろうにねぇ……」
と、ぽつりと言ったのが印象的で、よく覚えていました。
文中ではあっさり記述しておりますが、
その、酒を飲んでいた男性は、
本当に身を小さくして、見つからないように……
震えるように、自分が今……明らかに良くないことをしている、と分かりつつ……それでも瓶の蓋を開けてしまった、という事を仰っておられました。
常識に照らし合わせれば、飲酒厳禁。
これは当然です。
ですが一方では、
「こんな時に飲まずして、何が酒か」
と私自身思ってしまったのも事実でした。
編集済
避難所を経験した市の職員です。
なんか涙が出ました。あったかいお話ありがとうございました。
作者からの返信
状況が法を凌駕する
そうならないのが最善ですが、厄災は人の都合など配慮してはくれません。
小さな事ですが、
被災直後の地で、自宅の様子を見に戻っていた人たちが、津波注意報のサイレンが鳴る度に高台に避難している様子を何度も見ました。
その際に、不謹慎ですがほっこり、ほっとしたのが、
軽トラックの荷台にたくさんの人を乗せて、避難する様子。
一度などは、警察の方も一緒に乗って避難しているところも見かけました。
この状況で、道交法を気にする人間は(警察含めて)いないとは思いますが、それでも、状況に合わせて最善の判断ができると云うのは、日本人の美徳だと思いました。
諸外国では悪い意味で、状況が法を凌駕する場面を多く見かけてしまうだけに──。
お読みいただいてありがとうございます✨