第6話 賄い・豚肉のニンニク丼
生姜焼きが有名だが豚肉はニンニクで炒めると美味い。ビタミンが豊富な豚肉とビタミンが豊富なニンニクの組み合わせは疲労を抜くし身体をドーピングする。夏場の京都の焼き方や煮方は死ぬほど暑い中で火を取り扱う。
普通に死ぬ。
蒸し焼きにされるような気候と。
クソ熱い火を相手にすんだから。
だが、この賄い。
お客様を相手にする役割に就く方は食えないので不満が出る丼飯でもあった。完全な裏方飯。しかし千年王城・京都の雅さを維持するには陰で踏ん張る裏方がいるのだと覚えておかなくてはならない。
・材料
豚コマ肉、ニンニク、玉ねぎ、キャベツ、炒り胡麻、らっきょう漬け
・調味料
ピーナッツバター、豆板醤、日本酒、マヨネーズ、コチュジャン
①ニンニクをクソほど擦り下ろす。
②フライパンでピーナッツバターを加熱。豆板醤を混ぜて担々麺みたいなソースにしておく。
③豚コマ肉、玉ねぎを炒めて火が通ったら①と②を加えて日本酒を加えて中火で加熱し煮詰める。
④キャベツの千切りを冷水に曝す
⑤丼にご飯を持ったらキャベツを敷いて③を乗せて炒り胡麻を振る。
⑥味変用にらっきょう漬けとコチュジャンを別皿で用意しておく。
担々麺の甘辛いソースを簡単に作るには冷蔵庫で余りがちなピーナッツバターと豆板醤を混ぜて加熱すればいい。それを酒で伸ばして煮詰める。スーパーガッツリでスーパーニンニクなので気を付けて。玉ねぎはみじん切りかスライスで使ってね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます