1章
電車に揺られ学校に着く。今日は一段と教室がざわついていた。どうやら転校生が来るらしい、でも僕は全く興味がなかった。転校生があいつだと知る前まで。
先生が「ホームルームを始める前に転校生を紹介します。 入って来てください。」というとドアが開いた。「転校生の鳥野光希です。」と転校生は言う。僕は心の中で「鳥野光希、どこかで聞いたような気がする。思い出した、夏樹の友達だ」と鳥野のことを思い出した。
少し複雑な感情で転校生を迎えることに少し抵抗があった。ホームルームが終わり一時限目の授業が始まろうとしたとき、鳥野がこっちの席に近づいてきた。僕は焦りを隠せなかった。鳥野は僕に話しかけた「お前が仙台太陽か?」僕は急な鳥野の質問に驚きを隠せなかったが「はい」と答えた。すると鳥野は涙目になりながら「お前のせいで、お前のせいで」と悔しそうに言う。僕は鳥野の情緒不安定に驚きながらも「どうしたんですか」と聞いた。
さよならみつき @yuikimuta
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。さよならみつきの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます