第28話 ミッション!『暴走中のスイちゃんを止めろ!!』

友人アイちゃん視点


私こと『アイ・ミーティア・イマジナリー』は今日も元気に世界で他の世界の観測を行っております!

この世界だと時間が進んでないから今日とかいう概念無いけど。

どっちかと言うと、ずーっと今日かな。


あ、ついに分身体No.『#$#!”4#”$6&3”&%&7'&%&”$5#’%382%&6#%”&%#”&$』の生命反応が消失したっぽい。

まあ、全体的に『#$#』シリーズは弱いからなぁ。

最上級神にはやられちゃうし。


……そもそも分身体自体そもそも弱いからねぇ。

よし、分身体の魂を回収っと。


いやー、便利だねぇ『永遠なる虚愛』は。

虚愛とかいう愛して無さそうな名前だけど、ちゃんと私、愛するは愛してるからね!?


えーっと、魂の状況は…。


あー、廃棄案件かなぁ。

よっぽど強い”器”にやられたのかなぁ。

魂、殆ど削り取られてるよ。


とりあえず、完全復元しよっと。

ほいっ。

うん。治ってるね。


ってかさっきのやられ方だと、”吸収の器”といったところかな。

まあ、”器”(コピー)だと弱いなぁ。


次に記憶を読もうかな。


ん?あれ?記録されている記憶だと、お姉ちゃん以外も愛せてるよ!?

すごい!!

初めてのことだ!!


アイちゃんって言われて、スイちゃんって返してる!


今までの私は、お姉ちゃん以外を愛せたことなんて無かったからね!


…これはすごいから、分身体『#$#』シリーズから本体に変更した方がいいかも。

よーし本体No.005!この本体No.i√−1が命じる!この魂を本体に変えなさい!!


え?本体の枠が埋まってる?

枠なんて無くせばいいんだよ。


を掴んでぺいっと。

概念そのものの操作ってか変更は私は3番目に得意だからね。

ちなみに1番は■■■様で、2番はお姉ちゃんね。


よし、枠は取り除いたから、本体に改造してきて!


本体No.iが指示すると、本体No.0005分身体『#$#』シリーズの魂を連れて行った。


一瞬だけ魂に痛みがあるかもしれないけど、それも大丈夫。


彼女の魂は強いからね。


そういえば、あのスイちゃんって子は”翡翠の器”持ちっぽいね。

もしかしたら『■■』の具現化概念”器”を『■■』に昇華させることができるかも。

そうなったら、私達姉妹の世界に呼べるかな?

どんな子かは知らないけど、実際に分身体の私とは楽しげに話せてたらしいし。


よし、じゃあ仕事に戻ろうかな。


おーい分身体No.007?


❖ ❖ ❖ ❖ ❖

友人アイちゃん(元分身体)視点


意識が戻ってくる。


確か私は魔王と戦って、それで負けて、取り込まれたはず。

ここにいるってことは、保険を掛けた会があったよ。


「目が冷めましたか?分身体『#$#』シリーズ。いや、今は元『#$#』シリーズとでも言っておきましょうか」


そう話しかけてきたのは私の本体でありながら私の上司である本体No.005だ。


「あなたにはミッションがあります。成功すれば、本体No.iに謁見することを許可しましょう」

「はい」


固唾を飲みながらミッションを聞く。


「私が与えるミッション―――それは、『暴走中のスイちゃんを止めろ!!』です」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どーも、のこじです。

10日目です。

忙しいです。


補足

アイちゃん本体達は分身体よりも遥かに強いです。

しかもその本体達(No.i含む)も本当の意味での本体でも無いんですよね。


お星さまがほしいです。♡もほしいです。応援コメもほしいです。フォローもほしいです。

どれか1つでもしてくれると、モチベが上がります。

※一応見てくださっているだけでもモチベ自体は上がります。

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