第25話 vs魔王③ 『反無』
「スイちゃん!魔王の攻撃はスイちゃんにはあんまり効きにくいけど、油断しないでよ!多分基礎的な身体能力からかなり高いから!」
「わかった!」
それを避けれるアイちゃんってすごいなと思いながら、魔王に向かって、翡翠神剣【翡実翠霓】を振るう。
その虹色にも見える、翡翠の剣が描く剣筋は触手を正確に捉え、切り裂いた。
「あっ!!スイちゃん!避けて!」
アイちゃんがそう言うと同時に切った触手が爆発を起こし、爆発した部分が崩壊を始めた。
「ヤバっ」
シュッッ、シュッッ
触手が私を目掛けて飛んでくるが、訓練の超弾幕よりは緩い。
触手を躱して、跳ね飛ばす。
触手を切ってはいけないことが分かったから、跳ね飛ばすだけに留めている。
「スイちゃん、スイちゃん。触手は切らずにいるのはいいけど、本体を叩かなきゃ意味ないよ!」
「知ってるよっ!!だけど、叩け無いんだって!」
数十本にも及ぶ触手を切らずに捌きながら、本体を叩く!?
シュッ!
むちゃくちゃでしょ!!
シュッ!
触手も速いし!
シュシュッッ!
光速とまではいかないけど、それに近しい速度までになっているから!
「ちょっと!!ホントにこのままじゃジリ貧だよ!?」
「わーかってるよっ!スイちゃん!私だって相性超不利の中、半分ぐらいの触手を縛ってるんだから!それに、保険も掛けたからすぐにはやられないよ!……あと、1分耐えて!準備が終わるから!それまではすべての触手がスイちゃんに行くけど!ごめん!!」
「わかった!」
私は掛けているバフに更にブーストを掛ける。
私の体自身に負荷がかかるけどしらんっ!
1分立ったらアイちゃんがなにかしてくれるでしょっ!
シュシュシュシュシュシュシュシュシュッッッ!!
「ちょっ!」
シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュッッッッ!!!
「キツっ!」
今までアイちゃんが引き止めていた触手が開放されたことによって私に一気に向かってくる。
「やっぱごめん!!触手切り落とすよっ!」
スパスパスパスパッ!
爆発を起こしているけどしーらんぺっ。
なんとかなるでしょ!
うん。きっとなんとかなるよ!(現実逃避)
ドーンドーンドーン。
うん。きたねぇ逆花火だ。
「スイちゃん!準備終わった!一旦引いて!」
「了!」
一気に後ろに下る。
すると、友人がとんでもないモノを異空間から持ってきていた。
「
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ども、のこじです。
毎日更新7日目です。
いやー。意外と人間ってやれば出来るんですね。
そういえば、地震来ませんね。
来ないで欲しいです。本気で。
遅れてすみません。
他の小説を読んでいて、執筆が終わってませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます