フィジェットトイ ~ スライダー
博雅
やって参りました、超ショートレビューのお時間です
VOFOLEN 様より発売されている、「フィジェットスライダー 」というフィジェットトイ(指で遊ぶ玩具)を買ってみました。乾パンを2,3まわり大きくしたような感じの見てくれで、3枚の板が磁石でつながっており、文字通りスライドさせて遊ぶ、いわばフィンガースピナーの兄弟分みたいな立ち位置のアイテムです。
こういった「暇つぶし・手持無沙汰を解消でき」「繰り返しによる心理的リハビリを行い」「貧乏ゆすり的な行為で、癒す」といった効果があるとされているこの種のアイテムをずっと物色・ないしウィンドーショッピングを繰り返していたんですが、いまいち勇気が出ずに購入には到らなかったんです。
正直、勝負感のある価格設定です。購入当時1700円程度。恐らく最高値。でも、万が一の剥がれを防いでくれているアイテムはVOFOLEN 様のみの仕様(自分調べ)。安心を取るか、安価を取るか。僕は今回、前者を選択し、大成功を収めました。(拍手
まず、大きさは僕の左の手の親指くらいの立方体。銅っぽい塗装(?)で、角はかなり丸く全く触りにおけるストレスは皆無です。ザラつきも一切ありませおん。そして、重い。ぱっと見は金属の塊なのに。よく観察するとそれが三層になっており、一層ずつが絶妙な間隔で配置・接着されたマグネットの磁力によって、横方向に「スライド」するわけです。そして、また今度は逆方向「スライド」すると、板がもとの位置に戻るという仕組み。これを延々と繰り返すだけです。しかしコツのようなものがあり、乱暴に扱うと、アマOンさんでのレビュアーさんが指摘されている通り、板が取れてしまいます(復旧は至極容易ですが)。表面には、四角を中心にして波紋のように楕円が栓を描いて外周へと至ります。また反対方向の表面には、8枚のスリットに、3,4スリット分ほどある余白。この余白を上方向にした場合、スライドが可能となります。
このスライド時における絶妙かつ快適なクリック感が味わいポイントなのですが、「かちっ」「がちっ」時として「がちゃっ」という巨大な音を立てることがあるので、職場や授業・各種静粛を求められる場所やイベント会場ではもちろん、家族が隣に起きて用事をしている場合であろうと注意が必要です。いかに音を立てずに楽しめるか。それが問題だ。
これは面白いアイテムですよ。
「フィンガースピナーは飽きた」という方も、「そもそもフィジェットトイなるものの存在すら知らない」という方、あるいは「スピナーとか持ってるけど、スライダー系はまだ試していない」ってな方まで、みなさんにおすすめできるマシンです。皆さんもぜひ、買ってスライダーで遊んでみてくだいね。
フィジェットトイ ~ スライダー 博雅 @Hiromasa83
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