第3話:初恋の人。
僕の初恋っていつだったんだろうって思う。
幼稚園の先生が最初だった気がするけど、まだあやふやな
感情が産み出した憧れ。
はっきりお互いを好きって言える子ができたのは小学生の時。
僕の家の裏に住んでた子。
隣のクラスにいて休み時間は彼女に会いに行ってた。
だけど僕が中学に上がる時、僕が引っ越したため、いつの
間にかその子とは疎遠になってしまった。
で、中学に入ると新たに好きな子が出来た。
その頃は思秋期のど真ん中。
その子がそばに来ていい匂いがするたび僕はときめいた。
その子のスカートが揺れたびスカートの中を想像した。
中学を卒業してからもその子と付き合ってた。
だけど結局、大人になるにつれお互いの考えも思いも
価値観も変わってくる・・・自立していくんだよね。
そして最後は別れた。
初恋は実らないって言うから、きっとその子が僕の初恋の人
だったんだろうね。
つづく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます