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2024年5月13日 22:10
方角企画より失礼いたします。非常に面白い構成の作品ですね。手紙パートと父子パートが交互に書かれている。一見関係なさそうな作品タイトルも読み進めると、二人の想い出の一つ「Syrup16g」からだと分かるのもおもしろいです。手紙パートも父子パートも、話が繋がっているようで繋がってないような違和感があります。個人的に一番悩んだのが、届いた手紙は3通なのか1通なのかというところなのですが、最後の父子パートに「アイボリーの便箋」「黒い便箋」「レポート用紙」とあるので、手紙は3通来たのだと解釈しました。「狂言で俺をつろうとしているのか」とありますし、先輩は混乱状態でこれらの手紙を書いたから、それぞれの手紙に食い違う箇所があるのかなと。主人公は、おそらくあと少しで27歳になるのでしょう。同じ年齢になった時、主人公は何を思うのでしょうか。色々と考えさせられる、興味深い作品でした。方角ですが、私は北西かつ北東かなと感じました。
2024年5月13日 13:00
方角企画より拝読。判断の難しい作品だと感じました。西かつ東の宣言通り、西の傾向の強いお話に東の実験性を乗せて書いたもののように思います。三通の手紙に書かれたそれぞれの出会いの、どれが正しい出会いだったのか、想像の余地がありますね。
2024年4月26日 22:02
ここで、お、わ、り、な、の?と思いましたです。「良い仕込み」をしている思って読んでましたっす。
方角企画より失礼いたします。
非常に面白い構成の作品ですね。手紙パートと父子パートが交互に書かれている。一見関係なさそうな作品タイトルも読み進めると、二人の想い出の一つ「Syrup16g」からだと分かるのもおもしろいです。
手紙パートも父子パートも、話が繋がっているようで繋がってないような違和感があります。
個人的に一番悩んだのが、届いた手紙は3通なのか1通なのかというところなのですが、
最後の父子パートに「アイボリーの便箋」「黒い便箋」「レポート用紙」とあるので、手紙は3通来たのだと解釈しました。
「狂言で俺をつろうとしているのか」とありますし、先輩は混乱状態でこれらの手紙を書いたから、それぞれの手紙に食い違う箇所があるのかなと。
主人公は、おそらくあと少しで27歳になるのでしょう。同じ年齢になった時、主人公は何を思うのでしょうか。
色々と考えさせられる、興味深い作品でした。
方角ですが、私は北西かつ北東かなと感じました。