第3話  研究所 後編

そんな人間社会は、プログラムが現れてどんどん変化していった。一応、プログラムは人間と見分けがつかないらしい。僕を肩をたたいて起こした研究者も一応プログラム。本当に見分けがつかなかった。今では、人間も魔法が使える人も出てきてるらしい。プログラムもいろいろ機能が追加されていった。例えば、空を自由に飛んだり、ゲーム世界に入り込んだり、カードをデータにして読み込むことが出来たり、まあいろいろできるようになったわけだ。しかし、ここで僕はとある疑問点が出てきた。




「今年は何年ですか?」


「二千三十六年だよ」




僕はどうしてこのことを聞いたのかというと、明らかに僕が住んでる世界とは全く違うからだ。よく動画サイトで、事故にあって十年後に起きていろいろなことを知るのが、、、、、、二千三十六年⁉結構未来じゃん。そういえば、僕が読んでいた小説の中に同じ二千三十六年のことが書かれていたかがするけど、何か関係があるのかな?


ここ数日、彼の周りでは二千三十六に関係ある数が身の回りでよく見かける。タイムトララーだとか、小説だとか、まあいろいろある。そんな未来にいるのかと思った彼はいろいろ聞きたいことがあったが、一つ確実に聞きたいことがあった。




「そういえば、「231K」とは何ですか?」




そんなことを聞いたら、三人とも顔が非常に怖くなった。そんなときに、、、、、、


 ドーン‼


 「痛っ、、、、、、」


突然、まだ話したことがない研究者が僕に向かって銃を撃ってきた。そして、弾が自分の頬をかすった。




「世の中に知っていいものと知ってはいけないこともあるんだよね」




どんどんその研究者はこちらに近づいてくる。もしかして、、、、、、




「このプログラムを知ってしまった君は消えてもらうしかない」


「悪く思うなよ」




もう一人の研究者も続いてこっちに近づいてくる。完全に死亡フラグが立っている。いや、これは死亡「確定」フラグだ。どうすればいいんだ⁉


,,,,,,続く

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気づいたら2036年にいた atti @AttiDokoka

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