あいうらセンシティブSS ※あいぶい世界線 ※ここに一旦置かせて
作者注:気の迷いで書いたあいうら初夜のSSです。あいぶい(Vガチリメイク)の世界線なのでVガチオリジナルとは若干相違あります。いずれあいぶい本編に組み込むかも。
……人が居ないところでお読みくださいませ。
―――――
赤髪の女と、金髪の女。
2人のメンヘラは、ベッドに横になり、互いに見つめ合う。
「…………ねぇ、きらり」
「なに?」
「きらりってさ。綺麗だよね」
「どしたの急に」
「かわいい」
「…………うん」
「きれい」
「もぉ」
「きらきらしてる。きらりだけに」
「…………」
「殴らないでよぉ〜」
「芸人さん好きならもう少し気の利いたこと言ってよ」
「うるさい」
「ふふっ」
「ほんと、きれい」
「…………ありがと」
「触ったらぷにぷにしてる」
「最初のころ、私が触ったら嫌がってたくせに」
「あの頃はきらりとうららが同一人物って思ってなかったから」
「私は最初から分かってたけど」
「………なんで?」
「どうしてでしょうね〜」
「どうせ希さんが仕組んだんでしょ」
「さぁ、どうでしょうね〜」
「腹立つ。あたしがそこのポジションに居たいし」
「…………私も、同じこと思うよ」
「そっか………」
「…………」
「…………」
「……………ん」
「あ、ごめん手当たっちゃった………」
「何が問題なの?」
「…………え?」
「私のおっぱいに手が当たって、何が問題なの?」
「え、でも………」
「私は、嫌じゃないよ」
「…………」
「…………」
「…………うん」
「ねぇ、かおり」
「………なに?」
「…………さっき、喧嘩しちゃったね」
「…………うん。喧嘩した」
「私さ、絶対に貴女とだけは喧嘩したくないって思ってた」
「うん」
「けど、喧嘩したくなった」
「…………なんで?」
「感情のぶつけ合いでしか伝わんないって思ったから」
「…………そっ、か」
「かおりは、どうやったら気持ちって伝わると思う?」
「…………あたしは」
「うん」
「…………あたしは、気持ちの伝え方が下手でさ」
「…………」
「キスしたり、セックスしたり、そういうやり方はわかるんだけど」
「なら、しようよ」
「………え?」
「えっち、しようよ」
「…………きらり?」
「さっきからずーっと私のこと見てるよね。きっと肌に触れたいって思ってるよね。私のこと恥ずかしい部分まで全部知りたい………って、思ってくれてるよね」
「…………まあ、そうだけど」
「さっきから言ってるよ?私は嫌じゃないって」
「………え?」
「私は、そういうことされても嫌じゃない。もしかおりが怯えてるなら、言葉にして約束する」
「………うん」
「私、そんなことで貴女の前から居なくなったりしない。むしろ逆。
私は、かおりとなら、そういうことをしたい」
「…………きらり」
「だから、しよう?」
「…………そう、だね」
「でも、ちゃんとかおりから誘って欲しいなあ」
「…………そこは、ちゃんとするよ」
「さすが主人公だ―――ぅぁッ」
「…………ん」
「首筋っ………噛むのはさぁ………いきなり積極的すぎない……ッ!?」
「いいの」
「…………ぁッ」
「噛みつきが性癖なんだもんね、きらり」
「………よく………おぼえてたね………っ」
「じゃあ………あらためてかな」
「…………うん」
「えっちしようか、きらり」
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