自傷行為という尖りすぎた性癖について



Vガチをご覧の読者様、あるいは『悪の魔法少女』シリーズ(以下あくまほ)をご覧の読者様は、ご存知であろうことですが。





今回は、私の性癖―――自傷行為についてのお話です。




※そこそこのネタバレを含みます。ご注意ください。

※生々しい話です。苦手な方も注意を。












まずは、現実の話から。



………とは言っても、作者の私は救急搬送レベルの自傷行為はほぼしたことは無い。


日常的に自分の首を絞める癖はあるが、どちらかというと傷が残らないタイプの自傷の方が好きだ(多分、外見を異常に気にする演技性パーソナリティの影響もあるんだろう。スキンケア的にもめんどいし)。



あと私個人的には、煙草の吸い過ぎであったり、無理な努力で体力を自ら削りに行く行為―――要は頑張りすぎも自傷に含んでいる。





以下、これまでやってきた傷が残らない自傷の例を挙げると。



・体育館にあった演台に腕を何度も打ち付ける

・テスト中にヘマに気づき自分の頭を殴り続ける

・受験生時代、机に自分の足を括り付けて自分で逃げられなくする

・明らかにキャパ超えのタスクをやりがち(テスト範囲10周、部活の全タスクを一人でやる、など)

・セルフハンガーストライキ



そして、自分がやらないならば、自傷は全般的に好きである。



そのこともあって、Vガチにおいてもあくまほに於いても、ほぼ全員がピアス着用(ピアスが一番気楽な自傷だと思っている&スティグマトフィリアのせい)。



Vガチで自傷癖がある人間を並べてみても、

愛璃:首絞め大好き、自傷行為でカリスマモードに入る+他人の為に容易に自分の命を投げ出せる

うらら:レッグカット常習者

まもり:努力中毒で睡眠取れてない

るる:タトゥーだらけ、ピアスだらけ、ヘビースモーカー

愛知:重度ヤニカス



………と並べればキリがない。

何ならあいまほに於いては、愛璃以上の自傷行為中毒かつタトゥー持ちとかいう女も登場する。






………で、なんで私がここまで自傷行為性癖になったかといえば。





シンプルにメンヘラが好きなのは勿論。



『傷によって人間は強くなる』という謎の信念があるからなのだと思う。



………傷がある人間の儚さ、それを乗り越えようとする人間の美しさというのを、私はこれまでの人生でたくさん見てきた。

私自身も、そちらの側でありたいと思う。





あと、前回話した通り、自傷行為する人間にはやはり感情移入がしやすい。


自傷行為の理由の一つに、自分が生きていることを実感できる、というものがある。

自分というものが曖昧だからこそ、痛み刺激でその生を感じる。



その危うさが、

常日頃から生きている実感が乏しい私にとっては、これ以上なく共感でき。

それでいて、どうしようも無く好きなのである。






※オチはないです。

※次はメンヘラについてか、若旦那とかいうキャラについてかなと。

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