第9話 薬品生成のお手伝い 全身運動で感じさせられて
「じゃあ早速お手伝いをしてもらおっか。こっちに来て?」
ロンはサラに手を引かれ別の部屋に連れていかれる。
部屋の中には引き出しが沢山ある大きな棚や何に使うかわからない機械、フラスコ、天秤などが置いてある。
まるで何かの実験室のようだ。
サラは幾つかの棚を開き、葉っぱや木の実、根っこを手早く取り出してそれぞれ律儀に天秤で重さを測り、おおきなコーヒーミルのような機械の上の皿にそれらを入れていく。
そしてミルのハンドルをロンに握らせた。
「いまからこのハンドルを回して薬品を挽いてもらうよ。結構重いよ。ほら、回してみて?」
ロンはサラに言われた通り、立ったままハンドルを回していく。
ゴリゴリという音とともに下の受け皿に細かい粉末が落ちていく。
ハンドルはかなり重い。
サラの皮を着せられたロンは筋力も非力な女の子程度なので少し回しただけで息が上がってしまう。
(はぁ…はぁ…これはキツイぞ…うっ!…くぅぅ)
それに全身を使わないといけないので皮に全身をヌルヌル刺激されて感じさせられてしまうのだ。
そんな苦悩も知らずサラはニコニコしながらその様子を見守るのだった。
「うん、その調子だね。全部挽き終わったらリビングまで呼びに来てね?じゃあ頑張ってね」
サラはそう言うと部屋から去り、リビングへと行ってしまった。
すこし回しただけでもかなりの重労働なのがわかる。
しかも上の皿に入れた植物は沢山ある…ロンはいろいろと覚悟してしまった。
(これ…全部やるのか?全然挽けないのに?一体どれくらいかかるんだ…)
しかし今はサラに従うほかない。
サボったら何をされるかもわからない。
ロンは仕方なく、ゆっくりとだが重いハンドルまわし、植物を挽いていくのだった。
それから一時間後…
「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」
ロンはまだハンドルを回して薬品を挽いていた。
ミルの上の皿に入れられた薬品はまだ半分以上残っている。
それに…
(はぁ…はぁ…あっ…うぅぅ…はぁ…はぁ…)
ゆっくりとした全身運動のせいで甘く切ない刺激を皮からずっと受け続けている。
ハンドルを回すのに合わせて腰も円を描くように回さないといけないので、胸はもとより、アソコと肛門を皮の触手にぐにぐにと執拗に刺激されてしまうのだ。
(はぁ…はぁ…やばい…イっ…くぅぅ…ふぅ…ふぅ…)
ロンはそんなぬるい刺激に軽く絶頂させられそうになってしまう。
その度に手を止めて情けなく腰をビクつかせるのだった。
ロンが刺激に耐えてビクビクしているところにサラがやってきた。
「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」
「調子はどうかな?どれどれ…」
そういってミルに残っている植物の残量を確認する。
「おぉ!案外挽けてるね!結構しんどいでしょこれ?」
サラはビクついているロンの偽物の乳房をツンツンと突きだした。
突然のことでロンはビクンと背中を反らせてしまう。
(うぐぅぅ!やめろ!さわるな!いまそれどこらじゃ…ぐぅっ)
そんな様子を見てサラはまた意地悪な顔になりロンの胸を揉み始めた。
ロンはサラから距離を取り腕で胸を隠し、首を横に振った。
その様子はまるで嫌がる女の子のようだ。
「ふぅ!ふぅ!ふぅ!ふぅうう!」
「ごめんごめん。でも切ないでしょ?ずっと皮に虐められて。だからちょっとイかせてあげようと思って、ね?」
「ふぅぅぅ!!」
(!!!…くっ!こいつぅ!!)
ロンは自分の今の状況を見透かされてしまい苛立ちと屈辱で気持ちがごちゃごちゃにされていた。
実際皮に生殺し状態で弄ばれ続けて体が火照ってしまっている。
「じゃあお遊びもこれくらいにして残りもお願いね?じゃあね~」
そういってサラはまたリビングに戻っていった。
その背中をロンはマスクの中でずっと睨みつけていた。
それからさらに一時間後…
(はぁ…はぁ…おわった…ふぅぅぅ)
ロンはやっとの思いで植物を挽き終わることができた。
膝に手を置き大きく肩を上下させている。
偽物の恥部からはイくのを我慢した切ないつゆがだらしなく溢れてしまう。
履かされたオムツの中はもう蒸れ蒸れになっていた。
(よし、報告にいこう。これで休めるぞ…)
ロンは足をガクガクさせながらリビングにいるサラの元に向かった。
サラは椅子に座り込み、テーブルの上にいくつか本を重ね、本を読みふけっていた。
とても真剣な顔をしている。
ロンは自分に気づかないサラの肩をポンと叩く。
「ふぅ…ふぅ…」
「ん?終わったのかな?よっこらしょ!」
サラは椅子から腰を上げ、実験室に足を運ぶ。
ミルで挽き終わった粉末を確認するとそれを布袋に移し替え、ミル内に溜まっている残りかすも魔法で器用に布袋にいれた。
そしてロンの方を向いてニコっと笑った。
「OK!ばっちりだよ!ありがとね♪じゃあ次は…これとこれと…」
「…?」
サラがまた棚からいくつかの植物を取り出し、その度に律儀に天秤に乗せて重さを測っている。
ロンは嫌な予感がした。
そして植物をまたミルの上の皿に入れた。
「はい、こんどはこれも挽いてね。さっきより硬い種とか入ってるから重いかも。じゃあ頑張ってね~」
「…」
ロンの嫌な予感は的中した。
またロンに薬品を挽かせるつもりなのだ。
しかも言い方から察するに先ほどよりも時間がかかりそうだ。
ロンは拳をギュッと握りしめながら怒りでプルプルと体を震わせていた。
結局その日は寝る前までこの作業をさせられたのだった。
ロンはそれからもサラのお手伝いをさせられることになった。
薬品をミルで挽かされたり、薪割りをさせられたり、部屋や風呂の掃除をさせられたり、まるで家事手伝いのような扱いだ。
朝起きればお手伝いをさせられ、寝る前に服とオムツを着替えさせられ、一緒の布団で寝る。そんな日が何日も続く。
昼間のお手伝いで皮に虐められ続けた体は刺激的な絶頂を求めてしまっている。
自分で慰めて気持ちよくなりたいという衝動にかられる日もあった。
なんとかそんな淫らな気持ちを押し殺し、毎晩もんもんとした気持ちのまま布団に入る。
そんな気持ちを見透かされているのか、布団の中でサラの手によって何回もイかされてしまう日もあった。
イかされるたびに体が、心が皮の刺激に順応していっている自分にロンは嫌気がさしていた。
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