第7話 お手伝い 洗濯さえも恥辱行為に…

(・・・・・)


ロンはベットのなかで目覚めた。

隣にもうサラはいない。

窓からは光が差し込んできている。どうやら朝になったようだ。


毛布をはぎ、起き上がる。

アソコがびちゃびちゃになっている…その液体はシーツにまでべっとりと染み付いてしまっている。

そしてサラに受けた屈辱を思い出す。


(…あの女!何度何度も!俺を辱めて!くそ!くそ…くぅぅ…)


サラの手でイかされたとはいえ、今の自分の不甲斐なさにロンはマスクの中で涙を流した。

しかし表面上はサラのマスクがニッコリと笑顔を浮かべており、表情は変わることが無く、それが皮肉めいていた。


ベットの上でうつ向いているとサラが寝室に入ってきた。


「あっ!起きたみたいだね。それにしても…昨日は可愛かったよ♪何回もビクビクしちゃってねぇ…ふふふ♪」


ロンの気も知らずサラはニコニコと笑っている。

そんなサラを睨みつけるが、ただマスクのせいで笑顔の女の子が顔を向けているようにしか見えない。


「でも寝具が君のエッチなおつゆで汚れちゃったよ…罰として洗ってもらうよ?立って立って?」


サラはロンをベットから立たせると、ロンの体液で汚れた寝具をロンに持たせた。


(うぅぅ!重い…はぁ…はぁ…んぐ!)


皮の効果のせいで力が出せないロンはまさに非力な女の子そのものだった。

しかも踏ん張るとお尻に力が入り、自分から肛門に入れられた何かを咥えることになってしまい、刺激させられてしまうのだ。

ビクビクしているロンの背中をサラは押す。


「ほらほら、ちゃっちゃと動いて?」

「!?ふぅぅ!ふぅ!ふぅ!」


(やめろ!うぐ…いまそれどころじゃ…押すな…くぅ)


ロンはサラに急かされたせいで余計に感じさせられてしまう。

昨日の嫌がらせのせいでお尻が敏感になってしまっている。


なんとか浴室まで着いたが、ロンは肩で息をするほどヘバっていた。

浴槽は木を大きくえぐったような形をしていて、東方出身のロンにとってなぜか懐かしくなるような匂いがする。

そんな浴槽にサラは寝具を放り込むように指示する。


「水を張るよ?あとは洗浄液も…ほい!」


サラが人差し指を立ててくるくると指を回すと浴槽の上に水の塊が生成された。微妙に桃色をしている。

その塊が徐々に寝具の入った浴槽に溜まっていく。

そしてサラはロンの前に腰を下ろし、ロンが今履いているニーハイソックスを脱がし始めた。


(うくっ!うぅぅ…急にさわるな!つぅ…)


急に足を触られたことでロンは大きく腰を引いてしまう。

そんな様子のロンを見てサラはまたニタニタ笑い始めた。


「足触っただけでこんなに反応しちゃうなんて…エッチだねぇ」


(こいつぅ!)


ロンはサラを殴りつけてやろうかと思ったが皮の呪いの効果を思い出し、拳をプルプル震わせながらその場を耐え忍んだ。

その後着ている物を全部脱がされた。

衣装がこすれる感覚でロンはまたビクビクと感じてしまっており、それを見てサラはあの顔で笑うのだった。

サラも自分が着ている物を全部脱いでしまい、まとめて衣類を浴槽の中に入れる。

傍から見たら全裸の女性が二人が今からお風呂でも入るように見える。


「じゃあこの中に入って。それで足で踏み踏みして洗濯してもらうよ。滑るから気を付けてね?はいイッチ!ニ!イッチ!ニ!」


ロンは中に入り、サラの手拍子に合わせて足で洗濯物を踏みつける。

じゅっじゅっ!と衣類に水が染みわたると同時に泡がモコモコと出てきた。

確かにヌルヌルして滑りやすくなっているが、ロンはそれどころではなかった。


(はぁ…はぁ…あっ!ぐぅ…これ…やばい…んぅ!)


足のヌルヌルが気持ち悪いのもそうだが、足踏みすることで偽物の乳房が揺れ、それに応じて中のロンの乳首も皮にヌルヌルと刺舐められる。


「ほらほら遅いよ?もっとテンポよく!イッチ!ニ!イッチ!ニ!」

「ふぅ!ふぅ!ふぅぅ…ふぅ!ふぅ!」


そしてさらに問題なのはお尻と股間だ。

足の上下運動に合わせて皮がアソコをじゅぽっ!じゅぽっ!と厭らしくしごいてくるのだ。

お尻に入っている物も同時にぬる!ぬる!とロンの中を刺激してくる。

しかもそこに全身の皮のヌルヌルも刺激してくる。

洗濯を行う献身的な見た目に反してとても不健全な行為なのだ。


(やばい…あっ!…イっ…これ…イク!だめ…ちょっと休ませて…くれ…はぁ…はぁ…)


ロンは足踏みを止め、膝に手をついて肩で息をしていた。

偽物の恥部からまたドロっとした体液が溢れ、ふとももを伝ってゆく。


「ふぅ!ふぅ!ふぅ!」

「あ~そっか、これ結構感じちゃうんだね。おつゆが出ちゃって汚れちゃうな…取りあえず出て?」


ロンはサラに手を引かれ浴槽から出された。

サラは浴槽に指を向けてくるくる回すとその動きに応じて洗濯物が浴槽内をぐるぐる回転する。

そこに、魔法で生成した水を入れたり、浴槽の水を抜いたりを繰り返し、泡が出なくなるまで洗っていた。

サラが器用に魔法を使いながら洗濯する様子を見てロンは怒りに打ち震えていた。


(はぁ…はぁ…そんなことできるなら…はじめからやれよ!この女!…くぅぅ)


そうこうしているうちにサラは空中に洗濯物を浮かべ、脱水、乾燥までしてしまっている。

あらかた水が切れると太陽の日が入る部屋で干すのだった。

結局サラは全部魔法でやってしまったのだ。

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