第5話 魔女の隠れ家 魔女の匂いが染みついた布団で寝かされて

そうこうしているうちにサラはゆっくりと地上へ降下し、着地した。

周りを豊かな自然で覆われた森の中、一本のとても太い大樹がそびえたっている。

サラがその幹に手をかざすと人が一人通れるほどの穴が開いた。

大樹の中は普通の家の内装になっている。

どうやらここがサラの隠れ家のようだ。

サラは木の中に入るなりローブと帽子を脱ぎ、部屋の大きな箱から自分の服を着始めた。

紺色の長手袋、袖なしレオタード、ニーハイソックス…ロンには破廉恥に見えるこの衣装がお気に入りなようだ。


一方ロンはホウキにずっと股を刺激され続けたせいで内股になり膝をガクガク震えさせていた。

何回皮に絶頂させられたかわからない。

その証拠にレオタードの股間の部分はもうびっしょりで太ももにまで体液が滴っている。


「その様子じゃ結構感じちゃったみたいだね。お股もびっしょりだしちょっと拭いてあげるよ」

「ふぅ…ふぅ…!!!」


(やめろ!これ以上は…んうぅ!!)


サラは部屋の大きな箱からタオルを取り出し、ロンの前に腰を下ろすと、偽物の恥部を執拗に拭き始める。

しかしその刺激のせいでロンのアソコは皮にヌルヌルとしごかれてしまい、さらにロンの恥部から偽りの愛液が漏れ出てしまうのだった。

ロンはサラの手を掴み、首を横に振る。

これがまるで女の子が可愛くイヤイヤしているように見えてしまう。


(ほんとうに…だめだって!やめ…うぐぅ!!あうぅ!!)


「ふぅ!ふぅ!ふぅ!」

「なんか拭いても拭いても…意味ないね。太ももだけにしておこう。体も汚れちゃってるし拭いてあげよう」


サラは股間を諦め、ロンの体を拭き始めた。

股間をなぞられる時ほどではないが、今度は全身を皮の触手にヌルヌルに刺激されてしまう。


(はぁ…はぁ…うぐっ…はやくおわりに…してくれ!あぐぅ!)


胸を拭かれれば乳首を皮に舐められる。

お尻を拭かれれば肛門に入れられた何かにぐにぐにと前立腺を刺激される…この姿でいる限り皮の性的な責めからは逃れられないのだ。


「よし!大体拭けたね。君も疲れただろ?こっちおいで?今日はもう休むといい」

「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」


ビクビクと体を震わせるロンの手を引き、サラは寝室へと案内した。

そしてロンを普段自分が寝ているベットに寝かせて毛布を掛ける。

寝具にはサラの女の甘ったるい匂いが染みついていて、ロンはこの異常な状態のせいもあり、変に興奮してしまうのだった。


(はぁ…はぁ…この女の匂いが…よけいに鼻につく…くそ!何がしたいんだこいつ)


奇妙な皮を着せた上に自分の家にまで招き入れている。

しかもさっきまで戦っていた相手に対してだ。

サラの思考が全く読めない。


しかしいろんなことがあり過ぎて心身ともに疲れ切っていたロンは次第に意識が薄れていく。

いつの間にかサラの匂いが染みついた寝具の中で眠りについてしまっていた。

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