第5話 再び

 優奈にお口でしてもらった。

 結論から言うと、マジで気持ちよかった。

 あまりの快楽に、腰が抜けそうになったよ。

 

 あれを知ってしまうと……

 もう自慰行為じゃ満足できないな。


「お兄ちゃん、どう? 気持ちよかった?」

「ああ……最高だったよ。ありがとうな」

「えへへ、どういたしまして」


 よしよしと優しく頭を撫でてあげると、

 優奈は子猫のように目を細める。

 幸せそうだった。


 俺の妹、こんなに可愛かったっけ……?


「あれ? お兄ちゃんの息子さん、また凄いことなってる……」

「へ? あっ、本当だ。また元気になってるな」

「ふふ、もう一回お口でしてあげようか? それとも、アタシの身体がいい?」

「次は……優奈の身体がいいですっ」


 俺がそう言うと、優奈は目を丸くする。

 けどすぐにニヤニヤと小悪魔のような笑みを浮かべる。


「へぇ~、アタシとエッチぃことしたいんだ」

「ま、まぁな」

「アタシ、妹だよ? 分かってる?」

「ああ、そんなこと分かってるよ」

「分かってるのに、妹とエッチぃことしたいんだ。お兄ちゃん、シスコンだね」

「う、うるせぇぇっ……」

「ぷくく、否定はしないんだ。ほんと、お兄ちゃんはアタシのこと好きだよね。ちゅっ♡」


 急に優奈からキスしてきた。

 唇に優奈の熱を感じて、ドクドクと心臓の鼓動が鳴り響く。

 おいおい、お前のせいで俺の身体からキングエンジン鳴ってるんですけど。

 めっちゃドクドク鳴ってるよ?

 どうしてくれんの?


「お、おいっ、急にキスすんなよ?」


 俺がそう言うと、優奈は不安げな表情に変わる。


「アタシとキスすんの嫌だった?」

「べ、別に嫌ではないけど……」

「ふふ、ならもう一回キスしていい?」

「す、好きにしてくれ」

「うんっ、好きにするね」


 再び優奈からキスしてきた。

 何度も唇を離したり、くっつけたりする。


「ちゅっ、ちゅっ……んっんっ、ちゅっ♡」


 気づいたら、舌を絡め合うキスに変化していた。

 ディープなキスを繰り返しながら、優奈の服を脱がせる。

 やっと彼女は裸になり、床に服と下着が散らばる。


 優奈の身体、やっぱり綺麗だな……。

 じーっと優奈の身体をガン見していると、彼女の顔はポカっと赤くなる。


「も、もうっ……そんなに見ないでよっ。恥ずかしいじゃんっ」

「いいだろ、別にっ」

「ま、まぁお兄ちゃんだったら別にいいけどさ……」


 優奈の身体が美しすぎて、理性がドロドロに溶ける。

 理性が皮が剥がれ落ち、気づいたら優奈を押し倒していた。 

 彼女の大事なところを集中的に攻める。

 俺が攻める度に、優奈は女の顔を浮かべる。

 優奈の顔、綺麗だな……。


「お兄ちゃんっ、もう我慢できないよっ……」

「俺もだっ……もういいよな?」

「うん、きてっ……」


 優奈と繋がった。


 

 

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