深度 2 Common Residential Area(ありふれた住宅街)
〔Depth Level〕2
〔Threat Rank〕Easy
〔理解度〕68%
【概要】
DL2 は日本国内に散見される一般的な耐震構造の木造建築一軒家、5階建て以上のマンション、セブンイレブン、ファミリーマートなど有名店と酷似したコンビニエンスストア、スーパーマーケットと言った建築物で構成された一般的な住宅街です。
その広さは最低でも1万平方キロメートルと推測されており、景色も現実空間の街並みと何ら変わらないように見えます。
当該エリアには《Wanderer No.10 地域住民》と呼ばれる老若男女様々な日本人に酷似した実体が複数出現し、日常生活を営んでいるように見えます。《地域住民》は基本的にこちらに対して友好的で、日本語、英語による会話を行うことも可能です。
また、このエリアには昼と夜の概念が存在しており、10時間周期で昼夜が入れ替わることが確認されています。
昼の間は、敵対的Wandererの危険はなく、コンビニやスーパーでは通常通り貨幣を使用して食料や物資を購入できます。
購入できる商品は全て品切れすることなく、毎日在庫が補充されているように見受けられます。
また夜の間のみ、稀に《Wanderer No.12 赤鬼》が出現することが確認されています。
《赤鬼》は非常に敵対的かつ攻撃的で、屋外で放浪者を視認した場合、時速40kmの速度で追いかけ、対象に追いつくと手に持った金棒と思しき金属製の鈍器で殴りつけて殺害します。
《赤鬼》は《地域住民》に対しては、その攻撃性を発揮しないことが確認されています。
また、《赤鬼》によって殺害された放浪者の亡骸は夜が明けると、光で融解し、地面に溶け込んで消滅することが確認されています。
この現象についての研究・解明は未だ進んでいません。
《赤鬼》は屋内にまで侵入してくることはありません。
もしDL2に迷い込み、《赤鬼》が出現した場合は、どこかの家に避難させてもらうのがいいでしょう。
DL2 には幾つか駅があり、電車を使用することで他のエリアへ進むことができます。
また道路を100kmほど進むことで、他のエリアへ進むことができます。
《赤鬼》が出現していない夜の間、ランダムに出現するポータルを通ることで他のエリアへ進むことができます。
【行き先】
DL2 で電車に乗るとDL8に行くことができます。
DL2の道路を100km進むと、DL3に進むことができます。
DL2の夜間の間に、稀に出現するポータルを通るとDL34へ進むことができます。
【戻り先】
DL2でマンションに入ると、DL1に戻ることができます。
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