エリア一覧

深度 1 Entrance(エントランス)

〔Depth Level〕1


〔Threat Rank〕Picnic


〔理解度〕96%


【概要】

 Entranceは、マンションのエントランスに酷似した無人のエリアです。

 広さは30×30平方メートル程度であり、このエリアにはガラスの自動開閉扉とそれを制御する端末が存在し、制御端末に最大3桁の数字を打ち込むことで、ガラス扉を介してさらに深いエリアへ侵入できます。

 また壁や床は、大理石のように見える黒くひんやりとした未知の物質により構成されており、数々の蛍光灯が薄暗く空間全体を照らしています。

 このエリアの前後それぞれに存在する一本の回廊は、未知の法則により循環しており、どれだけ進んでも先へ進めないことが確認されています。

 また、このエリアには「管理人室」とかかれた扉が存在しますが、平常時は施錠されており中に入ることはできません。


 Entranceは、Shadow Worldに侵入した者が最初に訪れると考えられている空間です。

 様々なエリアに移動可能なことから、文字通りShadow Worldにおける玄関のような役割を果たしていると考えられます。


 元々は様々なレベルへの入り口として調査に使用されていましたが、【編集済】の発生により、現在職員が制御端末を使用して移動を許可されているエリアは、DL2 DL45 の2つのみです。

 しかし、平常時はDL45には移動できないため、事実上、DL2にのみ移動を許可されています。

 また注意すべき点として、この空間にガラス扉以外の出口はなく、現在に至るまで、現実空間への帰還方法は見つかっていません。


 この空間には、稀に《Wanderer No.03 管理人》と呼ばれる老年の日本人男性が出現します。

《管理人》の出現する条件は明らかになっておらず、彼が出現した時のみ、管理人室の鍵が開くことが判明しています。

 しかし、管理人室に立ち入ろうとすると《管理人》から退室するように促されてしまうため、室内についての調査は行えていません。

 また、《管理人》が現れた時のみ、制御端末を通してDL45を始めとした一部のエリアに移動できることが明らかになっています。


【行き先】

 制御端末に入力した最大3桁の数字と同じと考えられる深度のエリアに移動できます。


【戻り先】

 DL2でマンションのような構造の建物に入るとこのエリアに移動します。

 DL26で鏡に侵入するとこのエリアに移動します。

 DL45で入った扉に戻ると、このエリアに戻ってきます。 etc……

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