章末付録 作中用語・世界観解説のコーナー

 第二章、読了感謝です!

 第一章末から引き続き、作中の用語や世界観に関しての補足を行っていきます!


古代兵器オルト=マシーナ

 世界各地の遺跡を中心に残骸がみられる、古代人オルトニアが造ったと言われる謎の兵器群のこと。

 『アメンボ』のような形状で空を飛ぶものや、六本足に一本の長大な角を持つ大型のもの、四つ足に二本の角を持つ中型のもの等、多種多様な形状が確認されています。

 古代兵器オルト=マシーナについては世界中に様々な伝承が遺されており、帝国内の宗教には彼らを神として崇めるものもあるようです。

 なお、メタ的な話をするとデザインは基本昆虫モチーフ。

 アメンボとか、カブトムシとか、クワガタとか…。


②魔導銃工房

 現実世界でも銃器メーカーは数多くありますが、作中の帝国内にも魔導銃の開発・製造を行う工房が数多くあります。

 以下は、その一例です。


・マルニ工房

 主人公が愛用している魔導銃・MSR-12型を開発した、老舗の工房です。

 かつてはこの工房の製品が魔導銃市場を席巻しており、製品の質も確かでしたが…その殿様経営っぷりが仇となり、最近は新興の工房に押されすっかり落ち目に。

 現在も新製品の開発は行っているようですが、どれもどこか設計思想が古く、一部のマニアの目にしか止まっていないとか…。

 がんばれ、マルニ工房…!!


・セレソル工房

 SEL-32短魔導銃シリーズ等、軍用のモデルを数多く開発している、比較的新しい工房です。生産性・整備性・信頼性の三つを重視して開発を進めており、マズルアタッチメントの交換機能をオミットしたりと、思い切った設計を打ち立ててくることが多い工房です。

 作中で帝国軍が使用する魔導銃はほぼ全てが、この工房の製品と考えて差し支えないでしょう。

 まさに勝ち組企業ならぬ勝ち組工房なのです…!


DデリアDダイナ―工房

 ここ数年で名を上げてきた、とある兄妹が取り仕切る新興の工房です。

 一部の遺跡冒険者ルインズエクスプローラーと専属契約し、遺跡で見つかった”銃器系”の遺物を優先的に手に入れて最新の技術を研究。

 さらに開発した魔導銃は同じく専属の遺跡冒険者ルインズエクスプローラーに試用してもらい、フィードバックを得てさらに改善を経て製品化。

 業界で幅を利かせているセレソル工房との住み分けのためか、冒険者向けの魔導銃開発に力を注いでいます。


 ……え?兄妹設定がやたらと多い?

 だって筆者は妹キャラ推しゲフンゲフン!!


 最新の装備を、手ごろな価格で皆様に!

 皆様の冒険者生活を、DデリアDダイナ―工房は応援しています!



 っと言ったところで、今回は以上です!

 

 次回からは新章…!

 ヒロイン視点でも物語が進み、彼女の過去に何があったのか、少しずつ明らかになっていきます!


 引き続き、お楽しみ頂けますと幸いです。

 

 ではではー!

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