ダンジョンの奥地に転移した勇者はスローライフを望む

@musigamisama

第1話 転移

初めての作品なので暖かく見守ってください






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ある日依頼を受け魔物討伐しにきていた 勇者レオ

「なんだ?!」

突然魔法陣のようなものが起動した。とっさに回避しようとするも時すでに遅し、魔法陣に飲み込まれてしまった。

「ここは...どこだ?」

取り敢えず周辺の状況を把握しようと辺を見渡してみる、何も無いが小屋のようだ。

その時後ろから唸り声が聞こえた。

「グゥゥゥゥ」

魔法陣に巻き込まれた魔物だった、魔物が何かを守るように立ちはだかるその時魔物の後ろから小さなものが飛び出してきた、その魔物の子供である。

魔物は驚いたようにすぐ子供に戻るように吠える。

だが魔物の子はいっこうに下がろうとはしない怪我した親を守ろうとしているのだ。

だがレオは魔物に攻撃しようとはしない、なぜなら勇者は弱いものいじめはしないたとえそれが魔物であっても。

レオは魔物に回復とテイムの魔法をかける 

回復してもらってテイムかけられた案の定魔物はすぐ懐いた

魔物が飛びついてくる。

「よーし名前をつけてやろう親はキュウ、子はクウだ」

名前を気に入ったようで尻尾を降っている。ちなみにキュウとクウは狼の魔物だ。

ペットができたのはいいことだがここはどこなんだろう?考えることは山程あるが考えてもこの現状は変わらない、なら...

「ちょっくら散策しますかねぇ」

小屋から出ようとするとクウが後ろから頭に飛び乗ってくる。

「うぉ!お前も行きたいのか?クウ」

そう言うとクウが行きたそうに尻尾をふる、キュウも行くかなと視線向けると「バウ!」どうやら行きたいみたいだ。

「それじゃあみんなで行ってみるか!」

ドアを開けて周囲を見渡す森の中のようだ

「よし出発〜」

だがいくら勇者といえどここは見知らぬ地油断は禁物。

「取り敢えず飛んでに行って街や人が住んでる所がないか探してみるか」

レオはフライの魔法を唱えた。

「周りには廃墟らしきものと川ぐらいしかないか?」

「取り敢えず川に行ってみよう」「行くぞクウ」

周囲に魔物の気配はないがクウやキュウもいるため慎重に進んだ

森を歩いてわかったことは、魔物らしき複数の足跡。

「今気にしててもしょうがない、取り敢えず川についたら魚でも取るか」

森に食べれそうなものはなかったのでいるかはわからないが少なくとも魚ぐらいはいるだろうと川にやってきた。

「きれいな川だな魚も泳いでる」

「バウ!」

「なんだ?泳ぎたいのか?」

テイムの魔法のお陰でなんとなく言いたいことはわかる

「あんまり遠くには行くなよ!」

川に何がいるかもわからないが少なくともキュウとクウは魔物だ心配しなくても大丈夫だろう。    

「魚を取るかねぇ」【放電】

川にむかって雷魔法を放つ、見たこともない魚が浮いてくる。

「食べれんのか?これ?まぁ毒なんざ効かないけど」

勇者なんだ毒耐性ぐらい持ってる。

1時間後

「そろそろ帰るぞ」



「よーし焼いてみるか」【炎撃】

「よしよしまずは俺から、おっ意外と行ける」

「バウ!」

「!ごめんごめん、ホイっ」

「よーし腹も膨れたし寝るか」

「おやすみ〜」「バウ!」



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