デイリー四季ちゃん(陽奈視点)
〈
『私が上書きしてあげる』
その言葉を書くことすらもったいなかった。一秒でも早く上書きしたかった。
そのあとすぐ私たちで四季ちゃんをきれいにして上げた。もっときれいにするために豚どもに触られたところを浄化しようと思ったら、なぜか逃げられちゃった。
仕方がないから今日は妹と一緒に家に帰ることにした。LINEを送ってみたけど返事はおろか既読もつかない。きっと照れているのだろう。やっぱり私の四季ちゃんはかわいい。
次の日からはタイミングが合わなかったり四季ちゃんが照れてたりして、きれいにできなかったけれど、今日こそはとクラスの女子に頼んで連れてきてもらった。
そこからは私と妹の二人で徹底的にきれいにして上げた。四季ちゃんの嗅げばかぐほど吸い込まれていく麻薬のような汗のにおい。甘い唾液。喉の奥から響く耽美な喘ぎ声。でも、なぜか胸は少ししか触らせてくれなかった。
次の日もその次の日も私たちは四季ちゃんをきれいにして上げた。四季ちゃんもものすごく喜んでいたから私たちもうれしかった。
そんな日が続いたある日今日は珍しく朝に四季ちゃんがいた。少しテンションが上がって恥ずかしくて少しぶっきらぼうに、
『ちょっとついてきて』
と書いた。
四季ちゃんも私たちが朝話しかけてきたことにびっくりしちゃって固まっていたけれど目で愛情表現したらうなずいてくれた。
空き教室に移動して今日は朝からきれいにして上げた。
「もっと、もっともっともっと、きれいにしなきゃ。」
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どうも「ガウテン」です。
最後駆け足気味に終わっちゃいました。一応これで終わりです。
最初にも言いましたが、完全な自己満の話で少しマニアックですが、読者様に楽しんでもらえていたら嬉しいです。
では、また。
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