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「それではお風呂に行きましょうか黒田くん。あのメスに汚された黒田くんの身体を、全身くまなく洗ってあげます。アレの痕跡が一切残らないように、綺麗に、綺麗に……洗ってあげます」



いそいそと服を脱ぎながら白井は手招きする。


肌ける極上の裸体。本来ならば迷わず飛びついてしまいそうなソレではあったが……。



俺はその場から1歩たりとも動けなかった。



白井の手に”ある物”が握られてるのが見えてしまったからだ。


”それ”を見てこれから起こることを想像してしまった。


”それ”をどう使うのか予想してしまった。


”それ”は身体を洗う為に使われる。


”それ”で全身くまなく洗われるのだ。


甘く見ていた訳では無いが、それでも俺はどこかで白井那由多という女を甘く見ていたのかもしれない。


流石にそれは無いだろうという思いと、白井ならばやりかねないという思いが交差し、やりかねないという思いが推し勝ち、そしてそれは白井ならばヤルという思いに昇華する。


この女なら、”それ”をヤル。



「立ち上がってください」



立ち上がれない。



「立ちなさい」



立ちたくない。



「まったく……黒田くんはしょうが無い子ですね」



抱擁。



正面から白井に優しい包み込まれるように抱き締められる。


全身を包み込む人肌の温もりにーー。



ーー俺の身体はさらに冷えきっていく……。



「黒田くんがいけないんですよ」



甘い吐息が耳元にかかり、耳から脳が凍りついて行く。



「ダメって言ったのに」




「約束を破ってしまうから」




「でも予想通りです」




「嘘つきの黒田くんが初めから約束を守るなんて思っていませんでした」




「だから……こうなることは分かっていました」




「初めからこうするつもりでした」




「でも」




「安心してください」




「真っ黒で、穢れている、汚れた黒田くん」




「そんな黒田くんを」




「私が いち から 全部 作り直してあげましょう」




「とっても 綺麗 な 身体 に してあげましょう」




「産まれ 変わるんです」




「私 が 産んで あげましょう 」




「私 の て で 穢れ ひとつ ない 綺麗 な 身体 に」




「汚れ は おと さない と」




「汚い もの は ひつよう ありま せん」




「そぎ おとして 軽く なり ましょう」




「そこ から また 新しく 新し く 再 生 するんで す」




「私 の わたし の 黒 田 くん」




「わた し だけ の く ろだ くん」




「私 専用 」




「これ で あ なた の すべては わたし が」




「では、洗ってあげますね!」































しらいのてには”たいりょう”の”ちゃいろ”い”ざらざら”した”かみ”がにぎられていた。


















っ ♡♡♡」








「■■■ッ!■■■■■■■■■、■■■■■■……■■■ッッッーーー!?!!」

































*閲覧規制*

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