寄ってらっしゃい見てらっしゃい

脱兎 政宗

お通し


 はじめまして、脱兎 政宗と申します。

 学校だって会社だってどこだって、初めて会った人には自己紹介を強いられるものです。

 ということで、あまり得意ではありませんが、一番最初に挨拶文を投稿する事にしました。

 まず、変わったペンネームだと思われるかもしれませんが、実はこのペンネームに決定するまでにいくつか散って行ったペンネーム候補生達がいます。

 彼らを殴り合わせ、戦わせた上で最後までリンクに立っていたのが、この「脱兎政宗」なのです。

 とはいえ、散って行った彼らも戦わされるだけ戦わされて、世に知らしめられる事もなく私の記憶の中に沈んでいくのもかわいそうですから、順に紹介してあげるとしましょう。


 エントリーナンバー1:さて政宗。

 エントリーナンバー2:待て政宗。

 エントリーナンバー3:勝て政宗。

 以上、3名の方々でした。


 大元になったのはお察しの通り、某戦国武将の伊達男です。

 だってかっこいい名前なんだもん。


 さて、本題の、どうして脱兎政宗が最後まで残ったのか。

 それは、姓名判断で一番画数が良かったからです。

 十三歳の時にインターネットの世界にも生まれ落ち、最初はなんにも知らずに本名で活動し。

 その後、流石に本名はまずいだろうと正気になり、初めてネット上で名乗る名前を作り、何度か同じような語感の良い名前で転生を繰り返してきました。

 おかげさまで名前を覚えてくださる方々もいて、現在まで楽しくインターネットライフを送ってきましたが、人間は幸せを手にするとそれ以上の幸せを手にしたくなるものだといいます。

 また新しく名前を作るなら、どうせならもっといい名前が欲しい。でも、どうしたら。

 そうして私が今回スポットを当てたのが、姓名判断でした。

 エントリーしていただいた3名の方々に比べると、脱兎 政宗の画数は群を抜いてピカイチだったというわけです。

 そんな理由で俺たちを落としたのか!と、惜しくも落選してしまった3名の候補生に殴られても仕方がないとは思っています。

 この場を借りてお詫び申し上げます。

 大変申し訳ございませんでした。

 でも、こんな事で収まる怒りでは無いですよね?

 だから、殴られる前に逃げようと思います。

 それはもう、脱兎の如く。


 追伸

 今後は短編小説を気ままに投稿していこうと思います。

 カクヨムの皆様。

 この脱兎 政宗、不束者ですが末永くよろしくお願いいたします。

 ここまで読んでくださってありがとうございました。



脱兎 政宗

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