第38話 動物園実習レポート~第十一日目~

 ※大学時代ブログへ書いたままの内容を転載します。

  お見苦しくてすみません💦


   *  *  *


 今日は、とても楽しい実習でした(疲れたけど;)。

 いつもの作業は、そのままに。

 私、サイの背中に乗っちゃいました!!!

 クロサイですよ、クロサイ。

 お爺ちゃんサイで、身体をクマデで掻かれながら気持ち良さそうに横たわっているところを、乗っても大丈夫だよ、と職員さんに言われ、乗せてもらったのですw

 サイも可愛いものですね。

 前歯がなかったので、口の中にも手を入れてみたのですが……

 あの感触は、触ってみないと解りません(笑)。


 ゾウの調教も見せてもらいました。

 サッカーボールを蹴ったり、こぼれたサッカーボールを鼻で拾って職員さんに渡したり。

 伏せ、跪く、後退、止まれ、右前足・左前足・後足上げる、などなど。

 すごい偉いですねー。

 小象でも「ラッパ」と言うと「パフォーン」と鳴きます。

 小象の鼻も触らせてもらいました。

 まるで自身に意志があり、身体とは別の生き物みたいにクネクネと動く鼻は、おもしろかったです。


 あとは、いつもの作業と同じ。

 ただ少しおもしろかった話をしようと思います。

 シマウマを入舎させる時、シマウマを入れる寝室は誰がどこにと決まっていて、その部屋の入り口に写真が貼ってあります。

 その時、入舎させようとした寝室には、モモタロウとサクラとモトコ。

 そして、既にモモタロウとサクラは入っており、あとはモトコのみ。

 担当のYさんがモトコを呼びました。


Yさん「ヨウコー! ヨウコ! なんで来んのんや……」


 そりゃ来ません。

 シマウマが自分の名前を解っていないとしても、やはり来ません。

 ヨウコって誰ですか?!

 それでもYさんは必死に「ヨウコ、ヨウコ」と何度も呼び続けます。

 私は、必死で笑いをこらえながら後ろから付いて行きました。


風雅「それ、モトコじゃないですか?」


 とは、言いたくても言いませんでした。

 さすがに失礼というか、面目が立たないというか、悩んだ結果、結局言わないことに。

 たぶん、ヨウコって、Yさんの娘さんの名前か何かじゃないでしょうか。

 それも何だか気が引けて聞けなかったのですが。。

 いやー、Yさんってば、面白い人です!(爆笑)


 明日は、6日ぶりの休みです。

 でも、田舎の島根に墓参りに行く予定です。

 さて、今日は囲碁の練習をしてから寝るとするか。

(お爺ちゃんとの囲碁対決のためにっ!)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る