第5話 ハングリー精神

(※前話のつづきになりま~す♪)


 ふむ。やはり、だんだん一話の文字数が長くなっていきますねw

 第1話なんて、1,000文字ぴったり賞だったのに!

 二倍になってるよ?!( ゚Д゚)

 大丈夫かな? みなさん、ついてこれていますでしょうか?

 つまんなかったら、別の閑話休題を挟むようにするので、コメントで教えて頂けると助かります!(;´人`)


 えーっと……何の話でしたっけ?

 ……あ、そうそう。

 飽き性の私が、いかにして長編小説を完結させたか、でしたね。


 目標として公募があった、というのも理由の一つではありますが、それだけなら今までだって、いくらでも完結させられた筈です。

 やはり、環境による影響が一番大きかったのでしょう。


 実は、二、三年前、リアルの本業で、大きなプロジェクトのメンバーに入れられてしまいました。

 まぁ、私が断れば良かったのでしょうけど、ちょうど私の上の代の先輩たちがこぞって転職をされてゆき、気が付けば自分がチーム内で一番の古株になってしまっていたのです。


 ……え? お局じゃないですよ?

 後輩には、優しい先輩だと思われていた……筈!(自分で言うなっ)


 まぁ、長く働いていれば、誰しもが通る道ではあります。

 この業務案件のことなら、風雅さんに聞いて!

 ……みたいな空気、わかります?

 要は、有識者が私しかいない状態。

 業務の属人化が起きてしまっていました。

 はい、これ引継ぎで一番やってはいけないパターンですね~。

 でもまぁ、他に人がいなかったので仕方がなかった。


 そんな状態で大きなプロジェクトに入れられたら、どうなると思いますか?

 もうね、全部の確認作業が私に回ってきます。

 とてもじゃないですが、時短勤務者には、無理です。


 そう!

 私は、まだ幼い子供を二人も抱えておりましたので、一応、時短勤務として就労契約を結んでおりました。


 皆様、いいですか?

 時短勤務者に、残業や休日出勤をさせることは、違法です!


 それなのに、そんな大きなプロジェクトのチームリーダー的なことを任されてしまい、これはマズイと、さすがの風雅も危機感を覚えました。


 ここで誤解して欲しくないのですが、私は、仕事が嫌いではありません。残業も別に苦とも思わない。

 ですが、仕事が忙しくなることで、家のことが回らなくなる。これが辛かった!

 何せ、子供たちが「お腹へった~」と言っているのに、会議会議で夕食の用意が出来ない! 弁当を買いに行く時間すらない!

 もちろん、子供たちの宿題なんて見てられませんでしたよ。

 もう本当に悲惨な状況でした……。


 で、そのプロジェクトがピークを迎えるであろう時期が、ちょうど昨年の二月~五月くらいに掛けてでした。

 それが前もって分かっていたので、賢い風雅は、予測しました。

 たぶんその頃には、仕事が超絶忙しくなって、きっと私は「もう無理!」となり、仕事を辞めるだろうなぁ~と(笑)。

 それまで長いこと働いていた職場ではあったのですが、とうとう辞めるべき時期が来たな、と腹をくくったわけです。 


 仕事を辞めて、夫の扶養に入るか、もしくは転職するか……でも、きっと時短勤務で正社員に雇ってくれるところなんて、早々見つからないだろうなぁという不安もありました。


 それならいっそ、今までずっと胸に秘めて来た夢を叶える時なんじゃないのか?!

 

 ……という天啓が降りて来たのか、はたまた悪魔の囁きか(笑)。


 そのことがキッカケとなり、私の気持ちに火が点いたのは確かでした。


 よしっ!

 この一年間で、応募できるところに小説を書いて応募しまくってやろう!

 ……と心に決めたのです。


 昨年の冬あたりから仕事が忙しくなるのは目に見えて分かっていましたから、昨年の1月くらいの公募までを期限としました。

 それからと言うもの、私は、改めて公募ガイドを買い!(笑)

 前話で挙げた公募先へ、片っ端から小説を書いては応募していきました。


 ……とまぁ、結果は、先のとおり散々だったわけですが!

 。・゜・(ノД`)・゜・。


 追い詰められてこそ、人間は、前進できるということですね!!(笑)


 腹をくくったおかげで、長編小説を幾つか書き上げることができ、無事に応募する段階までいけたのです!!


 ……え?

 仕事は、どうなったのかって?


 結局、転職がうまくいきまして(笑)。

 現在は、新しい職場で、楽しくお仕事させて頂いておりまぁ~す♪

 ❀(*´▽`*)❀



 ……やっぱり、ハングリー精神は必要なようです。。

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