一番穏便かつ痛手が少なかったのは、マリアベルの本当の素性が明らかになった時点でラフォルグ侯爵家およびマリアベル当人に事実を告知し、ラフォルグ侯爵家には

「万が一にでも粗相があったら厳罰に処す」

などと予め釘を刺しつつ、こっそりとマリアベル護衛騎士を派遣ことでしたかねぇ。少なくとも当初のマリアベルはオズワルドを好きでしたから、マリアベルの主観ならそれが穏当だったでしょう……。


まあ受け君には泣いてもらうことになりますが。


しかし、波乱があったからこそ軽薄なオズワルド氏から離れて色男捕まえられたんだから良し良し。

あとは実のご家族とも育ちの国の友人たちとも上手く行けば万事OKだね

マリアベルの身元が判った時点で、さっさと双方の王家が対処しないから……侯爵様が可哀想……

オズワルドは自分の保身しか考えないんですね…

侯爵、息子のやらかしで平民落ちが決まったのに……あ、でもそんな息子に育てた責任ありますね！

それにマリアベルが王女でなくても、して良いことと悪い事がある。今回のやらかしは普通に傷害罪でしょう。誘拐メインの。

堕ちる所まで堕ちましたね

私の国には「事前に知っていれば金持ちになれる」という格言があります。