第一章資料室
第一章終了時点での『登場人物(クロウが知り得ている範囲)』と『異界(ネタバレしすぎない範囲)』の説明です♪
本文ではありませんので、飛ばしていただいても特に問題はない……はずですm(_ _)m
※もしも矛盾点などが見つかりましたらコッソリとご指摘ください♪
……何も間違いは無かったかのようにサイレント修正いたします(笑)
そしてブクマとご評価頂ければっ! 作者、とても喜びますっ!
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主要登場人物
・龍波 九狼 (タツナミ クロウ) 三十一歳
十六歳の時に(魔神と呼ばれる)神様により異世界に拉致られ、詳しい説明も無いままに魔族の支配領域に放置され、なんやかんやありながらも人族に滅ぼされようとしていた魔族を見事まとめあげ、そんなこんなありながらも十五年掛かったが世界(暮らしていた大陸)を征服……したかと思ったらいきなり日本に送り返された苦労人。ご褒美のエルフ、否、エロフとのエロエロががが……。
回りからは『魔王』なんて呼ばれていたが、敵対者以外には気の良い兄ちゃんでもあった。
異世界に転移させた魔神の影響(呪い?)なのか、それとも魔王の性なのか……何かをお願いされた際には『その行為の難易度による対価』の契約が必要となる。
さすがに『そこのコップ取って?』程度は大丈夫だけどな?
もちろん『魔王との契約』なので、その約束を故意に破った場合は有無を言わさず罰則が相手を襲うのだが……その内容がパルプンテなみに千差万別だからなぁ……。
うん? どんなモノがあったのかって? そうだな、俺が見たものだと『毎日十分間、焼いた鉄板に押し付けたくなるほど足の裏が痒くなる』とか『体が干からびるまで、全身の穴という穴からドス黒い血を吹き出し続ける』……なんかかなぁ。
現在無職……じゃなくて、誠心誠意求職中である。
・龍波 葉狐 (タツナミ ヨウコ) 二十八歳
妹。というか義妹。未婚。いや、義母の話によると未婚どころか彼氏が出来たこともないらしい。それなりに見目麗しいはずなのにどうして……あっ(内面か)察し。
お互いの住んでいた家も近かったし、両親が友人付き合いしていた(義母が亡くなった母の親友で亡くなった彼女の父親がうちの父の友人でもあった)こともあり『幼馴染』と言えなくもないのだが……年齢差がそれなりにあるので俺が十五歳の時、父が再婚するまではそこまでの接点は無かった。
昔(妹が十三歳当時)はツン三割、デレ七割くらいのとても可愛いちょっとブラコン気味の義妹だったのだが……年齢を重ねたせいかおかげか、目つきが非常にキツくなっているのでツンではなくマジギレに見えるし、デレられるとヤンデレにしか見えなくなってしまった。まぁそんなところも可愛いんだけどな!
ちなみに俺が十五年にもわたって行方不明だった理由を『風○嬢のヒモをしてたから』だと思いこんでいる。
現状一万円(ホストの面接に出かける時に五千円、その一週間後に『これからは毎週私がお小遣いをあげるから』と追加で五千円)の借金がある。
異界で稼いでるから今なら手持ちはあるんだけどね? 出どころ(就職先)がわからないお金を返すと不信がられるだろうから迂闊に返せないんだよな……。
・音羽 凛音 (オトワ リンネ) 十七歳
ミナミのカニ○楽の近くで逆ナンしてきた中学生のような女の子。……まぁナンパではなく、ただの美人局だったわけだが。
見た目はビビ○ン・スーや裕○奈江のような幸の薄そ……透明感あふれる少女……だったはずなんだけど、この短期間の付き合いで見えてきた彼女のその言動からそこそこヤベぇヤツなんじゃないかと感じ始めている。
本人が他人の事というか俺の事を思いやることが出来る、とてもいい子だったので美人局グループから助けたんだけど、そこから妙に懐かれてしまい彼女の母親の病気まで治療することに。
でもその報酬が……ね? 『彼女の初めて』という非常にセンシティブな内容でちょっと困っていたりする。もちろんまったく嫌ではないんだけどな!
困っているところを助けたという結果、吊り橋効果というかストックホルム症候群というかさ。
女子高生に好かれているらしい優越感、オッサンとしては非常に喜ばしいんだけど……向けられているの好意の種類がイマイチ判断出来ないんだよなぁ。
・音羽 海音 (オトワ カノン) 四十ウン歳
リンネ母。リンネと俺が出会うのがあとひと月遅ければ故人となっていただろう人。
俺が渡した薬を飲むまでの一悶着を聞いていた限りだと結構な想像力と言うか妄想力の持ち主だと思われる。
廉価版エリクサーにより体の隅々まで治療された結果、何故か外見が二十歳ほど若返り二十代後半の見た目になった。
いや、見た目は若くなってても……ねぇ? 実年齢的には義母よりも歳上なわけで。
もちろん冗談だとは解っているんだけど……親子丼を勧めてくるのは止めていただきたい。
異界について
【異界の入口】
見た目はウルト○マンのオープニングのグネグネ動くアレ。
……八割くらいの人には解らなそうな説明だなそれ……。
縦になった某ラゴン・クエストの旅の扉だな。
何らかのカモフラージュ効果でもあるのか『魔力を持たない人間』には見つけることすら出来ないが、確かにそこに『有る』物なので魔力がない人間でも偶然に迷い込んでしまうことがある。
【異界】
現実世界と異世界の境界線のような場所。その意識だけが存在する世界。
最初に『夢の世界』と説明されたが『ドリームランド(奈良・2006年閉園)』ではなく『ドリームランド(クトゥルフ神話)』な場所、つまり『妙に現実感はあるけど何かが違う場所』、一般人にとっては『ただの悪夢』の空間なのである。
現実世界と同じようにその中に入っている間も同じように時間が経過する(空腹にもなるし眠くもなる)のでクロウは気づいていないが、夢の世界なので中に居る間は歳を取っていなかったりする。
【現金収入】
デモン単価×数
※魔石入手個数は倒したデモンの数と『異石の等級』により変化。
・第十位階 150円~250円 × 30匹~40匹
7500円 ~ 10000円 (入手魔石 デモン×1)
・第九位階 250円~350円 × 40匹~50匹
13000円 ~ 20000円 (入手魔石 デモン×1)
・第八位階 350円~450円 × 40匹~60匹
20000円 ~ 30000円 (入手魔石 デモン×5)
・第七位階 450円~600円 × 50匹~70匹
30000円 ~ 40000円 (入手魔石 デモン×5)
・第六位階 600円~800円 × 60匹~80匹
50000円 ~ 70000円 (入手魔石 デモン×20)
・第五位階 800円~1000円 × 70匹~100匹
80000円 ~ 100000円 (入手魔石 デモン×20)
【ドロップアイテム】
クロウの呼ぶところによる『スマホ野郎』の説明により、『仲間にしたデモンの治療や装備用のアイテム』と認識されているので、初異界以降は入手していてもまったくその内容を確認されていないが、召喚デバイスに『錬金術』を追加することにより合成素材として『地球でも使用可能なアイテム』の作成に利用可能である。
もちろん(売る相手を見つけることが出来れば)売却も可能だ。
【魔石】
異界エネルギーが凝縮したもの。
デモン召喚デバイスの強化に必要(だと聞いている)。
【異石】
異界を構成する核となる『直径十センチくらいの水晶』……のような見た目をした『アノマリー(不思議物質)』。
形は『第十、第九位階の正四面体(四面ダイス)』から始まり、『第八、第七位階の正六面体』、『第六、第五位階の正八面体』と続く。
『その面が増えるほどに』強い力を有する。
異界内でデモンを退治することにより、内包されているエネルギーを使い果たすので発見時にはその色は無色透明になっているが、エネルギーが貯まるほどに赤く染まってゆき、真っ黒な状態になると位階が一つ上昇する。
発見時にはその力を使い果たしているので『スマホ野郎』が興味を示していない上に、ドロップアイテムと同じようにクロウが売却先と面識が無いので無価値なものとしてインベントリの肥やしとなっているが、四面体のモノですら五十万円~百万円程度で取引されている。
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