世界小話

世界小話-1 この世界における魔法の位置付け

少し作中で説明しづらい内容なのでこのような形で説明させていただきます。

この世界における魔法の位置付けは『少し便利な技術』といったぐらいのものです。


他の作品であるような大規模な魔法というのは作中ではまだ開発されおらず、

できるのは個人で完結するような小規模な魔法、もしくは百人単位で行うとてつもなく大掛かりな儀式魔法のみとなっています。


また魔法の習得もそれほど苦ではなく、魔法について記された本を読んで理解すれば使えない人間はいないくらい単純なものです(識字率が低いのでそこで足切りはされてしまっています)。


魔法を扱えるようになれば

魔力を操って火種に火を灯せる  とか

魔力を操って水をおけから移せる とか

小さな雷を起こせる、とか


それぐらいのものであり、本当に少し便利な技術でしかありません。少なくとも先頭にこれらを活かせるのはほとんど無理です。


ただ唯一魔法が重要視される場面が医療現場です。

この世界の人々は魔法由来の病気を患うことがあり、その際には魔法の扱いに慣れた医官でなければ処置できません。それがマルトの仕事でもある医導官の役目です。

医導官はそれだけではなく、本来では現代の外科手術が必要なレベルの大怪我も魔法を用いることで処置できたりします。(魔法が人の生命由来の技術だからなせること、くらいにアバウトに解釈していただいて大丈夫です)



こんな感じに作中で説明しにくい、説明できたとしても小出しにしかならないような注釈をあげていく予定ですので気になったら読んでみてください。


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