第30話 そして英雄冒険者へ


俺、メルたちは王座のような所にたどり着いた

そこには銀髪ショートヘアーの巨乳美少女が座って居た


「お前が妖魔王か?」


「いかにも、俺様が妖魔王だ。」


俺は妖魔王に剣を向けた


「お前を倒して、元の世界に帰らせてもらうぞ。」


妖魔王は笑みを浮かべた


「俺様を倒す?人間風情が?

 冗談が過ぎるぞ」


「冗談じゃない、俺は強いからな。

 お前を倒せる」


俺は妖魔王に斬りかかった。

妖魔王は剣であっさり受け止めた


「なっ!!」


妖魔王は俺を斬る

俺は斬られた


「ぐはっ!!」


仲間達が叫ぶ


「「「メル「さん!!」」」


「…大丈夫だ、大丈夫。

 それにしても強いな、妖魔王の名に恥じない強さだ。」


「俺様は最強だからな。」


最強か、確かにそう呼んでもいい強さを感じる

だが、俺にはとっておきがある


「せいやぁ!!」


俺は剣で斬りかかる


「バカの1つ覚えか?おろかな…」


ふりをして、魔力銃弾を妖魔王の腹に撃った


「…へ?」


妖魔王の腹に穴が開く。


「お前は説得しなきゃいけないからな。

 胸には当てなかった

 説得に応じて、俺たちを元の世界に帰していいんだぜ?」


妖魔王は汗をかきながら言った


「痛い、痛い。なんだこれ、これが痛みと言う奴か。

 嫌だ、嫌だ。」


妖魔王?


ラムルは言った


「妖魔王は強い、だからいままで傷ついたことないんだ、きっと。

  だから痛みに動揺しているんだ。」


妖魔王は動揺しながら斬りかかって来た


「うわぁ!!」


俺はそれを余裕で受け止め、妖魔王の腹を蹴った


「がはっ!!」


もう妖魔王に最初のような恐ろしさはない

俺は妖魔王の胸に剣を突きつけた


「俺たちを元の世界に帰せ、じゃないと殺す」


「殺す?死ぬ?死ぬのは嫌だ。」


「なら俺たちを元の世界に帰すんだ。」


「わ、分かった」


妖魔王の命令により、俺たち学園は元の世界に帰された。

その功績で俺たちは英雄冒険者に任命された。




金髪ショートヘアーの美少女でハチマキをまいた

新大陸の開拓長が、俺達に勲章を渡す。


「アンタ達は妖魔界に移動させられた学園を、この世界に戻した英雄や。

 よって英雄冒険者への任命とともに、この勲章を渡す」


「「「「ありがとうございます!!」」」」


俺たちは学園を出て、英雄冒険者として様々な冒険をこなす事になる

でもまぁこの物語は学園物なので、学園を出た後の事は

想像にお任せするとする

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年功序列のないファンタジー世界にTS転生して、冒険者学園に通う @sennkinn

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