第6話

……あ、目が覚めた。

「おはよ。ご飯できてるよ。」

「はーい…お母さん…」

「お母さんじゃないわ!」

「あはは…」

「え、本気で間違えたの?」

「……えへ。」

「まぁいっか。はい。オークの肉を焼いたやつ。」

「要するに焼き豚だね。」

「葉っぱがほしいなぁ…」

「キャベツとかレタスとかはないのかなぁ?探索サーチ

思いつきで探してみる。

「どう?」

「……30層にありそう。」

「食べたら行こうか。」

「当たり前でしょ!」

って感じで食べ始めた時、足音が聞こえた。ついでに

「わー、いい匂いだー!」

という声も。

「…どちらさん?」

「あー!すみませーん。いい匂いがしたのでついー。えへへ。」

「えと、その、名前、」

「あ、すみません。私、イヨって言います。」

イヨさんか〜

「わt、私は夜月。こっちが日向。」

あ…ヤバい。話しかけられたらキョドるのが直ってない。

でも、悪い人では無さそう。

「食べてもいいですか!?」

うん。凄い急だね。

「良いよ。」

代わりに日向が応えてくれた。ナイス過ぎる。

食べながら話を聞く。

「このダンジョンに潜ったのは良いんだけどね、魔物が全然いなくて、ランクがDなのに、必要ランクAだと言われるこの層に来てしまって。」

「魔物がいない?」

……心当たりが、無きにしもあらず…。

「じゃあ……ついて来ても良いよ?」

「え?良いの!?ちなみに2人のランクは… ?」

「C」

「… は?え?えー!?ちょ、ちょっと待って、ここの中ボスってAランクが10人でやっと倒せるんだよ!?」

「へー。」

「なんで驚かないの!?」

「いや、だって、」

「弱すぎたからさ、」

「たったの10人で倒せるのかーって。」

第一、壊星ブレイクスターで一撃だったし。

「…ヨツキ、ヒナタ、私、ついて行っても良い?」

話が飛んだ。飛躍し過ぎー。

「まぁ、いいけど。」

「うん。」

「やったー!」

…賑やかになりそうだなぁ。





――あとがき――

出ました。新キャラ。「イヨ」という名前ですねー。もともとは1枚の絵だったのに…。あ、絵から設定を考えたんです。キャラ作りは大変なので、協力してもらいました。名前は、描いてくれた人が数字で表せるので、その数字から連想しました。(14)

とまぁこんな感じです。

…それだけ。

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