第34話寡黙の妙子、饒舌に・・・
寡黙を決め込んでいた妙子の重い口が動いたと思えば、考えあぐねた決意とも捉える妙子の宣言!
「保証人になってくれる人、探しているの。」
回りくどい言い方だとその時は思っていた。
「またどうしてなの妙子が?」
何故だろうと・・・、聞いた僕に「50万円必要なの・。」
「実のお父さんと同居していて、娘の仁美も今度5年生だしね。」
新しくアパートを借りようと思って。月々の家賃は、生活保護から賄えるから大丈夫なのだけど、敷金や礼金が、ね・・・。入居前に一括で支払わなくてはいけないので、サラ金に50万円借りてそれに充てようと思っているのだけれど・・・。
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