エピソード4 アルビノの少女

ドラゴンズストーリー5

   ー白羽の魔族 新章ー


ー2009年


白肌に白髪 赤い口に人形の様な白のまつ毛と

白色の眼黒い服 顔を隠す黒いベール

まるでドールのような少女が斧を持ち歩く


魔物「コロス…コロスゥ!!」

???「散れ…」


次にはその魔物は斬られていた


魔物「グバーッ!」

???「………」


これだけは覚えててあなたは特別なの

だから離れなきゃならないの決して

捨てた訳じゃない事を忘れないで


ヌールあなたは特別なの


その言葉はいつ聞いたもので

何歳の時の言葉すらもわからない

けどその言葉は覚えていた


顔は分からないけど

ネックレス、指輪、は覚えてる

私はその数少ない情報であなたを探しています


身につけている可能性も少ない

ましては生きている事すらも分からない

けど私は探しています…ずっと…


ーフランス国ー


ヌール「聖女ジャンヌダルク…」


何故だろう この銅像を見る度に

元気が出る…どこか親近感すらも沸き出る


ヌール「探している人は 見付けられますか…」


私の寝床は古い廃墟…私はここで

見付けられた 夜中必死に泣く声で発見された

子供を捨てるのはここでは珍しくも無かった


私は育ててくれた人に何度も言われた

捨てたと…忘れなさいと…私が親だと…

打たれながら何度も言われた…


ヌールはボロボロの錆びた

ベッドの上で眠った


私を置いていったこの場所で

また戻って来てくれると信じて


深夜


「おい幽霊なんかでるんかよ」


ヌール「…また来た…」


刃物を持ち ヌールは部屋を出た

悲鳴が建物内を響かせた…


ヌールは死体を引きずる


「お願い 殺さないで お願い殺さないでッ!」

ヌール「まだ息あったのね」

「お願い殺さないで…!」


ヌール「………このまま死んどけばよかったのに」



ヌールは若者の持つ電話で自ら通報した

そしてその場を去った



「内臓が丸見えで見つかった 死んではない」


「最近そればかりだ しっかしどうやってんだが

内臓が丸見えで死なない程度にできるのかよ」


「さあな俺は医師じゃない」

「まったくこれじゃあジャック ザ リッパーだな」


ザリッパーとはいえばな

最近若者から聞く噂話だ

ドール人形らしい姿をした奴が

色んな廃墟で見かけるんだってよ


ドールってのはラブドールとかの?


ちげーよカスタムドールとかそーゆーの

病んだやつらのお人形みたいな

白肌でゴスな格好してるんだと


なんだよそれ意味わかんねえ



その会話はまだ近くに隠れていた

ヌールに届いていた


ヌール「あそこは しばらく使えない…」


ヌールはスラムに向かった

そこならば死人が出ようが何があろうが

警察はほとんど機能しない


そこへ入った途端に

ヌールは目を付けられる

そして影へ入ると着けた男も入る


「お嬢ちゃん お兄さんと遊ぼうぜ」

ヌール「邪魔よ」

「は?」


男の後ろに魔物がいて

男は串刺しにされる

ヌールは 刺した指を

振り下げる前に魔物を斬る


ヌール「ん…」


男の持っていた銃に気付き

ヌールは持っていった


影から出てすぐにまた

ヌールは目を付けられた

集団していた


ヌールは銃を出して

警告をするように見せびらかして撃つ

すると腰を抜かし集団の男は去る


ヌール「もう来なければいいけど…」



ヌールは使われてない倉庫を見つけた

そこは倉庫にして部屋があった

前の持ち主が家として使っていたであろう


中は組み立てベッドがあった

ヌールは軽いので折れることはなく寝れた


………

次の日


ヌールはしばらくスラムの辺りを

見ることにしたそこでひとつ店があった

古い店だ レトロな品が揃っていた


ヌールはそこに入った


???「お前 シルバーか!?」

ヌール「え…?」


クリス「俺だよクリスだ昔あの時は助かったよ

あの金が無きゃ今頃は死んでた」


ヌール「あなたは?」


クリス

「店はスラムだが家はスラム外なんだぞ

ずっと話してた夢が叶ったんだ」


ヌール「そうよかったね」

クリス「だろ」

ヌール「(一体なんなのかしら この人)」


ヌールはしばらく話し相手となり 店を出た

そして店を見つける度老けた人達に

シルバーという名で呼ばれて感謝された


ヌール「ここは面白い人達がいっぱい」


そう思っていると サイレンが鳴り響く


ヌール「………」


狙いはヌールだと察していた

すぐに逃げ出した


ヌール「ここも ダメかな…面白かったのに」


そしてスラムを出た


ヌール

「シルバーって人はあのスラムでは

英雄な扱いだったのね老けた人達は皆

私をシルバーだと間違えてた

きっと私にそっくりなのね…」


ヌールはいつしかその者に興味を持った

似るのならばきっと…そうなのだから


ーー深夜


夜道歩いていた

そこで突然押さえ付けられた


「お、おれ ずっと君のこと追いかけてたよぉ!」


ヌールは両腕を捕まれて倒されていた


ヌール「へぇー そう?」


ヌールは捕まれている両腕をあげる


「その小さな体にその格好 もうアウト

アウトだよぉ! 反則だぁー!」


上に乗られているにも関わらず

男を上から退かし 両腕を離した


ヌール「やれやれ…」


ヌールは服を叩く


「む…むぐぅー!!

ここまで守ってやったのにぃ!

なんだよその態度は!!」


ヌール「…薬物ね…」


「もう お、おこ、怒ったかんな ヤらせろ!」


ヌール「そう」


ヌールは男の股間を蹴ると

じわーっと赤色が漏れる


「う、うぎゃー!!!」


ヌール「タマ無しの方が似合うわよ」


男を放置して そのまま去っていった


ヌール「臭いが移ってしまったわ

ううオシッコ臭い…服どうしましょう

明るいうちには出れないし…どうしよう」


娘さんは遺伝に見えますが…

アルビノと同じ 太陽がダメな体質ですね

もし出掛ける際には 肌を隠してください


ああめんどくさいカラダだ

どうして普通とかけ離れて産まれてしまったのだろう


ーーー明け方


魔物「ギャー!!!」

ヌール「次は…誰がめちゃくちゃにされたい?」

魔物「ニゲロー!!」


魔物は逃げていく


ヌール「歯ごたえがないものばかり」


しかしヌールは逃さなかった 斧を投げると

魔物を切り裂き 一週周りヌールの手元に戻る


ヌール

「たばこの匂い… 誰かいるの?」


葉巻の光が影から出ていた しかし

それ以外 姿はわからなかった


???「お嬢ちゃん いい腕だ」

ヌール「………」


???「おっと そう睨むな お前スラムにいたな」

ヌール「なぜそれを?」

???「俺の街だから…ちっ…いや忘れてくれ

お前シルバーって勘違いされてたな?」


ヌール「そうね」

???「俺もそいつに世話になった会いてぇか?」


ヌール「会えるなら」

???「ならまずは日本に行きな」

ヌール「日本に?」


???「そいつは日本にて絶賛活動中ってな」

ヌール「は、はぁ…?」

???「まあ 日本にいるってことよ」


ヌール「でも私 日本語は…」

???「そうだな 俺もそうだ」

ヌール「でも 情報ありがとう」


???

「良いってことよ日本もいま中々手強い

奴等の溜まり場になってるしな きっと面白いさ」


ヌールは立ち去ろうとする 途端に話す


???「もし日本に行くとしたら

リアンズっていうバーに行きな」


ヌール「リアンズ…わかったありがとう」


???

「頑張んな…母親探しを ヌール」


…………

数時間後


ヘリのライトと銃を持った警察と特殊警察が

待ち伏せしていた


「両手を上げて 地面に伏せろ」


ヌール「…………」


「もう一度言う 両手を上げて ーー」


ヘリは突然墜落する

周りはそれに気を取られる


「ガキは!?」


振り向くと人は減る


「何が起こってる!?」


また振り向くと人は減っていた

地面に残るのは銃とヘルメットだった


ポタポタと何かが振る


「雨か…」

「そんな聞いてねぇぞ」


上を見ると電柱等に串刺しになっていた

そして血が垂れるのはヌールの持つ人だった


「白い…翼ッ!」

「うう…うわあああー!!!」


ヌールは手に貫いた男を落とす

下にいた男の上に落ちる


「待って 助けてッ!」


ヌール「その銃器は…殺すためでしょう?」


「え…」


ヌール「撃ちなさい私を 殺しなさい」


「あああ…うああああ!!!」


男は銃を撃つしかし弾は尽きた

銃を投げ捨て 逃げたした


ヌールはその男の背中を貫いた


「ゴブァッ!」


ヌール「………」


ヌールは貫いた男を投げるように

落とし飛び去った


ヌール「まあそんなもので 殺れはしなけどね」

「血が…汚れてしまったわ」


血は皮膚で吸収するように

じわじわと消えていった



…………

ヌールは時計塔に羽を広げていた


ヌール「………」

「手強い人は日本にいるのなら…それは楽しみ」


ヌール「フフッ…行ってみようかしら」


ヌールは何時間も掛けて

羽で移動して日本へ向かった


………


ヌール「へぇーここが日本ね」


ヌールは人気のない所で降り

羽をしまうそして辺りを見ながら歩く


そのうち 人気のある場に出て歩く

ヌール姿に周りの人は見る


ヌール「さすがに歩きづらいわね

こんなに見られると」


車の走る 表示を見た


ヌール「東京…この先 よく聞く東京があるのね」


ヌールはワクワクしながら歩く



何処いようとも 変わらない

影に行き 魔物を蹴散らす



ヌール「ちょっと疲れた…」


ヌールはベンチで座る

目の前はアパートで

小さな女の子がヌールを見る


女の子「ママァー お人形さんがいるぅ!!」

ヌール「…?」


母親はそれを確認すると

すぐ子供を窓際から 移動させる


ヌール「何処の国でも見て

はしゃぐのは変わらないのね」


しばらくしてヌールは歩くと

廃墟を見つけ そこで寝ることにした


ヌール「はー…言葉分からないと

頭クラクラするわ」


…………


そしてヌールは東京に着いた


ヌール「ニュースで見たあの高い

タワーがあるのよね」


ヌールは観光気分で 辺りを見て楽しんだ



そしてある場へ入っとき…



ヌール「…ッ!」

???「お前は何処から来た」

ヌール「喋る魔族さんね」


???「そっちも同じだ」

ヌール「そうね…って言葉わかるの!?」

???「まあな 母国だからな…で 目的は?」


ヌール「シルバーって人を探してる

何だか昔にスラムで活躍したらしいのよ」

???「シルバー…知らないな」


そこにもう一人の声が聞こえる


???「あらノヴァそっくりな子ね」

ノヴァ「ああそうだな…そっくりだろ」


ノヴァは光に当たる


ヌール「…ッ!」

ノヴァ「まあ知らなくはない

あなたは特殊なの…てな」

ヌール「どうしてそれを! あなたは!!」


ノヴァ「どう辿って来たかは

分からないが…良く会いに来てくれたな」

ヌール「じゃあ あなたは私の本当の…!」


ノヴァ「残念だが違う…」

ヌール「え…」

ノヴァ「だが 君の覚えてる言葉の時

私もそばにいた」


ヌール「私の母親は何処ですか…」

ノヴァ「残念だが…もう死んでる」

ビッグママ「ノヴァ…!」


ノヴァ「嘘を付く必要すらもない 事実だ」

ヌール「…父親は…」

ノヴァ「ヤり捨てぽいだ」


ノヴァはビッグママに叩かれる


ヌール「え…」

ノヴァ「冗談だ あー…とにかくだな

せっかく来たんだ 話でもするか」


…………


ヌール「ここって リアンズ」

ノヴァ「知ってるのか」

ヌール「葉巻の吸った人に教えられた

ここに行った方がいいって」


ノヴァ「葉巻…まさかな…」


…………


中は高級感がある建物だった


ノヴァ「わりぃが ここに並んでる物は

全部酒だ 飲むんじゃねぇぞ」

ビッグママ「ノヴァ 私は二階にいるわ」

ノヴァ「オーケー…とにかく座ってくれ」


ノヴァ「さてと まずは久しぶりだな

よく来てくれた 数少ない情報だったろ」

ヌール「でも…あなたのスラムの活躍に

興味を持って来たの…」

「まさか思ってもなかった…

両親を知っているなんて」


ノヴァ「やれやれ…昔の傷が鍵になったか…」

ヌール「なんか 会ってはダメな言い方」

ノヴァ「そんなことはないさ もう解決はしてる」


ヌール「解決って」

ノヴァ「さあな 深くわからない

君を守ってやったってぐらいだ」


ヌール「私を守った…」

ノヴァ「とにかくな…親に似てるよ君は

その格好もね 髪も肌も何もかもが」

「ホコリついてるな…廃墟暮らしか?」


ヌール「そう…」

ノヴァ「そこは昔の自分に似ているな…

名前は まだ聞いてなかった」

ヌール「ヌールって名前」


ノヴァ「ヌールか オーケー」

「さて俺はノヴァ 知っての通り昔スラムで

シルバーの名を使って活動していた」


改めて言わせてくれ 本当によく来たなヌール


ーーー数時間後

ノヴァは過去を隠すことなく話した


ヌール「そんなことが…」

ノヴァ「あん時もっと気を付けていれば

ヌールも…こんなことには」


ヌール「………」

ノヴァ「知れた事だけ いいですよ

私は許しますよ こうして生きてるんですから」

ノヴァ「ヌール…」


ヌール「明日 色んな所案内してくださいね」

ノヴァ「ああ そうしよう」


ノヴァは二階に続くドアを開ける


ノヴァ「この階段登って二個目の部屋

使っていいぞ それと」

「シャワー使いたいなら三つ目の部屋にある」

ヌール「ありがとう」


ノヴァ「ああそれと ヌール」

ヌール「ん…」

ノヴァ「おやすみ」


ノヴァ「うん おやすみなさい ノヴァ!」


ヌールは言われた通り 二個目の部屋に入る


ヌール「ベッドだ!」


ヌールはベッドに飛び込む


ヌール「こんなふわふわは久しぶり!

シャワーして早く入ろ!」


ーーーー

ノヴァは一階のバーの一番奥

ソファーに寝ていたその場はカーテンが

あって気になる客はいるが実際は


何かあればいつでも飛び出れるように

カーテンで見えぬように隠されている

ノヴァのスペースだ


テーブルには長剣とフリントロックが

手入れされ置かれている


ノヴァ「う…くっ…」


……ノヴァの悪夢


待てシェリー!

もうダメなの 私は足手まとい

せめてこの子達だけでも 一緒に逃げて

まだなんとかなる だから!

あんな大群に三人も守れないでしょ

ならひとり犠牲に逃げたした方がいいわ

私は…まだしばらく無理には動けないから

待てシェリー…待てよシェリーィ!!!


行くなぁー!!!!


………


ノヴァは夢から目を覚ます


ノヴァ「…シェリーッ!はは…なんて酷い夢だ

あぁ10分起きか 一瞬だな寝れたのは

もう…寝れるような気分じゃない…

屋上で風にも当たろう」


ノヴァは二階に上がる

そこにヌールと鉢合わせする


ノヴァ「…ッ!」


汚れを落ちて気付いたその綺麗な白肌に白髪

顔の汚れが落ちて気付いた赤い口に

人形の様な白のまつ毛


まるでドールなヌールの姿があった


ヌール「ノヴァさん?」

ノヴァ「あぁ…ああシャワー浴びたんだな」

ヌール「ずいぶん久しぶりに使いました」


ノヴァ「私は屋上にいる 何かあれば来てくれ」

ヌール「うん ありがと」


ノヴァは三階の階段に登る


ノヴァ「おいおい相手は9歳だぞ

何を見惚れてんだ ちくしょ…」


ノヴァは屋上へ行った


ビッグママ「ノヴァ?」

ノヴァ「ビッグママ 屋上にいたのか」

ビッグママ「まあね あの子に話せた?」


ノヴァ「話せたさ 全部」

ビッグママ「そう」

ノヴァ「これからも友好で居たいものだな」


ビッグママ「性的な意味で?」

ノヴァ「フッ…ちげぇよビッグママ シェリーの

変わりに母親になってやりてぇのさ」

ビッグママ「でも 養子はもういるはずよね」


ノヴァ「部屋はまだある ホコリが

たまっちまうに使わせたい」

ビッグママ「ノヴァ…昔とだいぶ変わったね」


ノヴァ「いつまでもあーはいられねぇよ

もう年齢を考えないとな それに口調もな」

ビッグママ「口調はそのままでいいんじゃない」

ノヴァ「そうか? なんかガキっぽいな」


ビッグママ「敬語とかで喋る

いや想像がつかないなぁ」

ノヴァ「はは そうか」


ふたりは空を月を眺めて

そう言葉を交わした

ーーーー次の日


一階 バーの奥のノヴァスペースにて


ノヴァ「なあヌール」

ヌール「ん?なにノヴァさん」

ノヴァ「なんか布が分厚い服着込んでるから

ちょっと気になってさ」


ヌール「ああ…私は生まれつき

太陽の光がダメなの 火傷しちゃうの」

ノヴァ「大変だな」


ヌール「暑いし 大変だよ」

ノヴァ「そっか…さて飯だ 飯食おう

日本食 食べたことないか?」


ヌール「食べたことはまだないというか

ほとんど血液を吸収して空腹を凌いでた」

ノヴァ「うげぇ…んまぁ血なんかより

口に飯入れて食べたくなるさ 味を知ればね

ヌールは何か食べたい物はあるか

日本食以外でもいいぞ」


ヌール「いいの…?」

ノヴァ「いいぜ 好きなもん言ってくれ」

ヌール「じゃあ!!」


数分後


テーブルにはヌールが頼んだ

食べ物がずらずら置かれる


ヌール「わぁ…!」

ノヴァ「さあ食いな」

ヌール「うん!」


ヌールはハンバーガー ピザ パン グラタン

ハンバーグ パスタ ポテトを頼んだのだ


ノヴァはカウンターに移動する


ビッグママ「朝からがっつくねぇ…」

ノヴァ「そうだな それほど我慢してたんだろう」

ビッグママ「でもノヴァ」


ノヴァ「ええ?」

ビッグママ「朝からはさすがにこの油まみれな

食べ物ばかりなのは 栄養が…」

ノヴァ「毎日じゃなきゃいい話 今だけだよ」


ビッグママ「だからってねぇ…!」

ノヴァ「コンビニ弁当を毎日食ってる

ガキなんかよりもマシだ…」

ビッグママ「そうね…」


ノヴァは拳を握る


ノヴァ「………」

ビッグママ「ノヴァ?」

ノヴァ「数千年前 金なんか関係ない

時代あったのか?」


ビッグママ「いつだってお金は必要だったよ」

ノヴァ「誰が決めたんだろうな

金で物を得るルールを決めた奴は」

「買う代わりに店を手伝う

そんなルールだったらいいのにな」


ビッグママ「そう言えば養子の子達は」

ノヴァ「え? あー買うついでに

家に戻って飯作ってきた」

ビッグママ「野菜は?」


ノヴァ「もちろんあるさ ぎっしりとな

まあドレッシングなんかいれたら」

「結局何も変わっちゃいねんだ油のない物に

味付けるそれにまた油があるしな」


ノヴァ「まるで追い詰められた人みたいだ

逃げ場のない…人達みたいにループをする」

ビッグママ「ノヴァ」


ノヴァ

「あぁ悪い 似てるなって思って

いつだって社会の闇を見てきたし

とても暗くみな金に飢え

必死に成り上がろうとするんだ

たとえ身を汚しても…悲しいよな


みんな何を思って生きてるんだろう

きっと子供だった頃はギラギラした眼で

夢を将来を語ってたはずなのに…


枕営業やらサラ金やらして

闇に手ぇ出して…気付いた頃には

眼に光なんてねぇ 逃げ場のない絶望

全ては金が起こしたことなんだ…って


若い頃には殺しやってた私には

そんな金に困ることはなかったがな…

その苦労に見合ったつれぇ道さ

また金を得るにはな


キリのねぇ話だよな少しでも

助けてやりてぇが…ガキが最優先だ」


ビッグママ「お金が憎い?」


ノヴァ

「正直憎い 全てをコントロール

されてる気分だ ただの数字の書かれた鉄と紙にな」


ビッグママ「でもそのルールがあるから

争いはないの たまにどこかにあるけど」


ノヴァ「正直わかんねぇ…社会勉強なんか

したこたぁね ずっと血に染まってきたんだ」

ビッグママ「ねぇノヴァ」


ノヴァ「なんだ」

ビッグママ「俺って言うのやめたのね」


ノヴァ「せめてそれは変えとこって思ってな

いつまでもイキッたガキじゃねぇ」


「もう人生の半分いってんだ

はは…遅すぎだよな変わるのが

でも頑張ってそれなんだぜ」


強くなるために 自分が上だと見せるために

ナメられないために 言葉をそうした


正直 私は男に生まれたかった


ーーーー


ノヴァ「へぇ…全部食べたのか」

ヌール「うん 美味しかった」

ノヴァ「良かったな」


ノヴァはヌールの口回りを吹く


ノヴァ「じゃあ夜は日本定番の寿司食うか?」

ヌール「うん 食べたい!」

ノヴァ「フッ…腹一杯食べて 大きく育てよぉ」


ヌール「あ、ノヴァさんは 朝食べた?」

ノヴァ「私は夜1食のみ食べる派だから」

ヌール「それって何かあるの」


ノヴァ「あー…っと 特にないじゃないか?」

ヌール「そっか」

ノヴァ「ヌールはゲーセン行ったことあるか」


ヌール「ゲーセン?」

ノヴァ「正しく言うんならゲームセンター

ゲーム機が置かれてる所だ」

ヌール「それなら聞いたことがあります」


ノヴァ「行ったことは?」

ヌール「無いです」

ノヴァ「じゃあ行こう」


ノヴァは長いケースを持って

ヌールと共に店を出た


ヌール「今日は太陽出てない」

ノヴァ「曇りだって言ってたな」

ヌール「空が言うの?」


ノヴァ「どうだろうな…」


………


ゲーセン内


ヌール「ううっ…シャカシャカうるさい」

ノヴァ「ヌール こっちだ」


ホッケー台に連れてく


ヌール「これは?」

ノヴァ「真ん中穴空いてるだろ

そこにコイツを何度か入れたらいいんだ」


100円を入れると丸い物が落ちてくる


ノヴァ「やってみな こいつを持って

丸いやつを弾くんだ」

ヌール「こう?」

ノヴァ「ああそうだ これでいれるんだ」


ヌール「それっ!」


ーーーー数時間後

ゲーセン外


ノヴァ「ヌールどうだった」

ヌール「楽しかった!見たことない

機械ばっかりだった!」

ノヴァ「よかったな」


チャラ男「ちょっと姉さん独り?」

ノヴァ「あぁ?」

チャラ男2「こういう女性好きよ

性癖にドストライク!」


チャラ男「遊ぼうぜ良いとこあんだけどよ」

ノヴァ「お前らに構ってる暇がねぇ どけ」

チャラ男「おっとおっと そう言わないでサッ!」


ノヴァ「人通りが多いか…あの影でぶっ殺すか」

チャラ男「姉さんドオ?」

ノヴァ「わかった 来いよ

…ヌール入り口で待ってろ…」


ノヴァは影に男たちを連れていった


ヌール「あの人達 何て言ってたのかな…」

ノヴァ「悪い 行こうか」

ヌール「さっきの人達は」


ノヴァ「おもしれぇ夢でも見てる頃だ」

ヌール「…ん??」

ノヴァ「さて6時か…ヌールは夜更かしは

しないよな?」


ヌール「しないよ」

ノヴァ「じゃあちょうど食うには良いかもな

私らにはこの時間で食うには早いんだ」

ヌール「それは夜更かし してるからでしょ」


ノヴァ「へへっ まぁな」


ーーーーー深夜


ヌール「母さん…」


ヌールの震える手ノヴァは握る


ノヴァ「ああ…お前の母さんだ

仮にすぎないが 私の責任だからな…」

「ゲームだろうがオモチャだろうが何だって

買ってやる食いたい物も食わせてやる」


………次の日


二階 ヌールの寝室


ヌール「ふわーっ ん…ノヴァ…さん?」

ノヴァ「………」

ヌール「ノヴァさんって見る場所によって

イケメンやら美人になったりでカッコいい人」


ノヴァ「フッ…うれしぃねぇ」

ヌール「ノヴァさん 起きてたッ!」

ノヴァ「久しぶりに深く寝れたなぁ」


ヌール「いつぶりの?」

ノヴァ「あー…わかんないほどだ」


ノヴァは身体中にバキバキ音を鳴らす


ノヴァ「おし…っと なあヌール」

ヌール「ん?」

ノヴァ「私の家来るか ちゃんと部屋もある

また別の子もいるんだが…どうだ?」


ヌール「私がノヴァさんの家に」

ノヴァ「ああ 」

ヌール「…それってどんな意味で」


ノヴァ「あー…家族になろって事だ」

ヌール「ええっ!」

ノヴァ「急にだったな わりぃ」


ヌール「ふぅ…本当に冗談が過ぎますよ」

ノヴァ「わりぃわりぃ んじゃ

店の片付けしてくるよ ラクしててな」

ヌール「うん ありがとう」


ノヴァは部屋を出た


ノヴァ「…バカだよな…急すぎるよな

何を焦ったんだ」


………


ヌール「この写真…」


1991年の写真が飾られていた

黒いセダンの車とクーペの車

その2つの車の前に


ビッグママとノヴァとジョージとキリア

子供ふたりも写っていた


ノヴァ「ヌール」

ヌール「ノヴァさん この写真は」

ノヴァ「ああ 家族と仲間の写真だ」


ヌール「ノヴァさんの家族?」

ノヴァ「そうだ この顔を見た通り

血は繋がってないが家族だ 今は高校生だ」


ヌール「何か理由があって 引き取ったの」

ノヴァ「いいオバサンだ…母性本能だろうな」

ヌール「えノヴァさんって やっぱり女性なの」


ノヴァ「ああそうだ イメージぶっ壊したか?」

ヌール「それでもカッコいいですよ ノヴァさん」

ノヴァ「フッ…」


ビッグママ「何 いい雰囲気になってんの」

ノヴァ「別になってないさ」

ビッグママ「あれこの写真」


ノヴァ「前に無くしたからジョージに

最近同じ写真を貰ってきた」

ビッグママ「前に聞いたとき 断ったのに?」


ノヴァ「やっぱり形に残したくてな…」


ヌールは空腹音を鳴らす


ヌール「あ…」

ビッグママ「フフ」

ノヴァ「フッ さてヌール 朝飯食うか」


………… ゲームセンター付近 建物の間にて


チンピラ「いっつ…」


男達は目覚める


チンピラ2「何で俺らこんなとこに」

チンピラ「なんも覚えてねぇ」

???「君たち」


チンピラ「ああ?」

チンピラ2「んぐっ!」


男達は振り向くと銃を撃たれる

それは弾でなく注射器だった

中身はつでに体内へと入り込む


男達はじたばたと声をあげて足掻く


???「この顔と店を潰すんだ」


写真を見せた


チンピラ「からだがッ!」

チンピラ2「痒い痒い痒い痒い痒い痒い」


ひとりは体の骨が折れるような音と

体の中で筋肉が裂ける 形は意思関係なく

うごめいていった


もうひとりは体を掻き回す

皮膚は剥けて血と肉が出るそして腕などに

体の中に寄生虫の様なものが動いている


「うああああああー!!!!」


謎の男は眼鏡の位置を戻して去っていった


???「この出来事はビデオで

残しとかなきゃ…ニィヘヘヘ!!」

ーーーー3日後


ニュース「近頃 無差別殺人事件が

多発しています 目撃者にお話を聞いてみます」


目撃者「なんかもう人じゃない

体をしていた お願いだ信じてッ!」


画面は強制にスタジオに変わる


ビッグママ「ルトね」

ノヴァ「能無しを造りこうさせるのは

大体ルトだったしな 仕留めに行こう」

ビッグママ「待って」


ノヴァ「どうした」

ビッグママ「誰かが仕留めに行くわよ」

ノヴァ「独りは不安か?」


ビッグママ「私は元々戦う様な人じゃないのよ」

ノヴァ「そりゃそうか 今やここの店は私以外は

誰も居やしないからな」

「守り通すさ私も誰も命散らさずにな」


ビッグママ「ありがとう」

ノヴァ「ずっとそうだったろ」

ビッグママ「ええ そうね」


…………整形科にて


???「この女を殺れば綺麗になれますよぉ」

女「こいつを殺れば…綺麗に私は綺麗に!!」

???「さあ行ってきなさい」


顔中血まみれで ほとんどの皮膚は剥けていた

窓を割り さっと何処かへ行っていった


???「…彼の為にも 急がねば」


ビデオカメラを閉じて 立ち去っていった


皮膚が剥けた女「臭う臭う臭う臭う

綺麗な女どもの臭いがァーッ!」


ーーーー2日後


ニュース「女性を狙った怪奇事件がありました

行方不明もまた発見されました」

「関連性があると見て捜査を進めています」


ノヴァ「ヌール下がれ!」

ヌール「え…」


窓から飛び込んで来る


造られた魔人「ミヅゲダァーー!」

ノヴァ「二人は二階に」

ビッグママ「ええ!」


その姿はもう肉片で動いている

ようなものだった女はテレビを

肉片のような物で壊す


ノヴァ「グロテスクだな」

造られた魔人「グロ…テスク…」

「アア…アアアアアー!!

憎い憎い憎い憎い憎い憎いィ!!」


造られた魔人「綺麗なお前達がぁー!!!」


ノヴァ「ダリィな」(フランス語)

造られた魔人「オマエヲ グエバ ワダジモ

ギレイニ ナレル!!」


肉片はノヴァに向かってくる


ノヴァ「ワリィな 飛ばすぞ!」


肉片を引っ張り 形が来ると蹴り飛ばし

割られた窓に向かって外に出した


造られた魔人「ゴロジュウ ゼッタイニィ

コロズゥー!!」

ノヴァ「まるで素人の動きのように

わざわざ引っ張ってやったのによ しゃねぇか」

「偽物の魔人じゃあ殺せねぇし

血も流れ出させることも傷もつけらんねぇよ」


ノヴァは銃を取り 撃つが

弾は貫かず 肉体に吸収される


造られた魔人「ナメヤガッテェエー!!」

ノヴァ「しゃあねぇ…ぶったぎる!」


長剣を構える


ノヴァ「他人に見られる前に 終わらせてやる」

…………


ヌール「ママさん下がって!」

造られた男魔人「スゥー…」


また別のが二階の窓から

つでに侵入されていた


ヌール「私も戦えますので」


トゥルスを構える


ヌール「少し久しぶりに持つね」

ビッグママ「ヌール気をつけて

きっとルトによって魔人にされた人よ」

ヌール「なんで わかるんです?」


ビッグママ「馬鹿じゃなないなら

わざわざこんなところに来ないからよ」

ヌール「来るっ!」


肉体は槍のように 伸びて向かってくる


途端にヌールはビッグママを部屋に押し入れて

その槍のように来る肉体を避けて斬る


ヌール「再生…!」


次が飛び来て ヌールはまた避ける

ヌールはスライディングをして

槍のように来る肉体の下を滑る


ヌール「しねぇ!」


足を切り 腕を斬り落とし槍のように伸び来る

肉体の付け根を切り落とす


造られた男魔人「イ…イダィーー!!!

カアサン…カァーチャン!! イダイィー!!!」

ヌール「この言葉知ってる親に言う言葉 母親…」


造られた魔人は動くことなく

首はヌールがいる後ろを向く


造られた男魔人「イタイ…イタイ イタイ…

イタイ…タスケテ…カアサン…イタイ…!」

「イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ

イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ 」


ヌール「うるさいっ…!」


トゥルスを投げると 首に刺さる


造られた男魔人「ア…ア…ア…」

「アアアアアアアアアアー!!!!

イダイィー!!!イタイイタイイタイ!!!」


ヌール「感覚を残してまだ生きているのね

まるで寄生虫に乗っ取られるように…」

「意思と関係なく まだ生きている

今は殺すしかないの…!」


ヌールはもうひとつの

トゥルスを後ろ向きにした


ヌール「痛いの…なら楽にするね」


ヌールが走り出すと 攻撃を仕掛けてくる

しかしヌールは壁を利用して避ける


造られた男魔人「母さん…?」


刺さったトゥルスを掴みくり貫き

後ろを向きしたトゥルスを身を回転するように

頭を斬り落とした


倒れると ピクピクと動きしばらくすると

灰のように 散っていった


ヌール「ママさん すみません投げ飛ばして」

ビッグママ「ううん いいの気にしないで」


………


ノヴァ「フンッ!」

造られた女魔人「ワダジハ…ギレイニ…

ナリタカッダ ノニ」


灰のように散っていった


ノヴァ「手間取らせやがる…」


ノヴァは急いで中へ戻る


ノヴァ「これは…無事か!?」

ヌール「ノヴァさん」

ビッグママ「ええ無事よ」


ノヴァ「すまない 独り単騎だとてっきり」

ビッグママ「大丈夫よ」

ノヴァ「ヌールがやってくれたのか」


ヌール「はい…」

ノヴァ「そうか…ヌールは強いんだな」


ノヴァはヌールの頭をポンポンとする


ノヴァ「さてと…片付けるか」


…………夜


「母さん…」


ヌール「………」

ノヴァ「ヌール?」

ヌール「え…ああ」


ノヴァ「大丈夫か? ボーッとしてるな」

ヌール「大丈夫」

ノヴァ「さっきので何かあったのなら

言ってくれ カウンセラーも役目だ」


ヌール「そうなんですか」

ノヴァ「つっても カウンセラーと相談

何が違うのかわからねぇけどな」

「まっ 何かあったのか言ってくれ」


ヌール「…私が倒した人は母さんと

痛いと泣き叫んでいて…」

「その時 私はここに来るまでの間

殺してしまった人達を思い出してしまって」


ヌール「酷い姿にまでしてしまった…

確かに痛いと泣き叫んでいて…」

「でも私は…私は!」


ノヴァ「ヌールもういい」


ノヴァは抱きつく


ノヴァ「もういいんだ…死んだやつは

帰ってこない忘れろ」

ヌール「昔のノヴァさんもこんなことが

あったのですか」


ノヴァ「なりそうだったこともあった

でも死人だ思い返して後悔しても」

「生き返しもしないんだ そう考えて忘れてきた

ヌールもそうするといい」


ノヴァ「武器を握るにはやはり 早すぎるんだ

9歳には身が重いんだ」


身が重いのではないです

ノヴァさんと一緒にいて来て

人々を思うようになってしまったの


そう…みんな必死に生きていることに

とても私よりも弱くてそして力もない


それが私が殺してきてしまった

事の後悔にたどり着いてしまったの


ノヴァさん…あなたは何を思い戦い

失いそして何を思って生きてきたの


…………


ノヴァ「何も理解するな」

ヌール「え…」

ノヴァ「私は理解しないように生きてきたきっと

理解したらヌールの今の心になると恐れて」


ヌール「どうして わかったの」

ノヴァ「私は人間じゃないからな」


ーーーー数週間後


ノヴァ「行くのか ヌール?」

ヌール「はい ありがとうございました」

ノヴァ「うい」


ノヴァ「あ…なあヌール」

ヌール「はい」

ノヴァ「いつでも来い ひとりで抱え込むなよ」


ヌール「分かってます 本当にありがとう」


ヌールは翼を出し飛び去る


ノヴァ「大人っぽい 9歳な事だ」

「だがしゃあないか ひとりで生きて

武器を持って来たんだ 一般経験とは違うな」


ノヴァ「さってと…」


ノヴァは銃を撃つ


造られた元人間「ううっ!」

ノヴァ「よぉインポ野郎ずいぶんと

らしくなったじゃあねぇか」

「詫びにこっちにキスして 喰らってきな!」


造られた元人間「ウガァー!!」

ノヴァ「へへっ!」


銃声が獣の声が何度も鳴り響く


ーENDー


4月10日

4月11日追加


またひとつエンド追加

ヌール攻撃エンド


ーーーー数週間後


ノヴァ「行くのか ヌール?」

ヌール「はい ありがとうございました」

ノヴァ「うい」


ノヴァ「あ…なあヌール」

ヌール「はい」

ノヴァ「いつでも来い ひとりで抱え込むなよ」


ヌール「分かってます 本当にありがとう」


ヌールは翼を出し飛び去る


ヌール「とても楽しい 1週間だった本当に…

でも私はこれじゃあダメな気がするの」


ヌール背後の攻撃を避ける


ヌール「あら…ゲーセン?とやらに

会った人じゃないずいぶんといい姿ね!」

造られた男魔人「ううっ!!」


ヌールは避ける際に投げたトゥルスは

造られた魔人の肩を斬り離して

ヌールの手元に戻る


造られた男魔人「アアアッー!!!」

ヌール「お怒り? なら詫びなくちゃね

こっちの方でね!」


ー続くー

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ー現代編ードラゴンズトーリー2 H∧L115 @EGOHALIDO

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