第7話 何気ない日常へ乾杯
これからもたくさんの善良な住民が来るといいんだけども。
__書くのを忘れていた。
ここから2年の月日がたった
実に長いものだったのを実感させられる
この空き家…いや。館は大きなものになった
椿はやがて〈館主様〉等と呼ばれる。
??【館主様~!お茶はいりますか?】
静かに戸を開け呼ぶ声が響く。
【あら… ありがとうございます。"1人分"よろしくお願いしますね。】
1人分ということを強調しているようだ
楓【椿様は俺以外には優しいんですよね!ひどいものです…】
わざとらしく泣き真似をし。
【これも1つの愛情だってことにそろそろ気づいてくれる?】
言葉とは裏腹につき放つ様に言う。
こんな楽しそうな会話が日々きこえる。
この2人はカップル…と巷で囁かれている
平和な日々がずっと続けば良いのだが…
ここからは2人の会話を書いていこうと思う
【ちょっと楓。こっちに来てくれる?】
悪戯っぽく笑い
楓【はい?椿様の為なら喜んで!】
呼ばれるなんて珍しい!と喜び
【この仕事…片付けておいてくれない?"椿様"のお願いなの~!】
普段からの呼び名を使い。
楓【はぁ… 仕方ないですね。】
優しい楓と少し辛辣な椿。
この2人はまさに相性バッチリ…とでも言うのだろうか?
とっても平和だったんだ。
予測できないことが起こるまでは_"
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます