第97話


「昨日、二百人規模の賊のアジトを特定した。放棄された市街の民家を占拠し、独自のライフラインを形成して生活しているらしい」


 シルフは集まった部下の前で、そう説明しました。


「二百人規模と言っても、その内訳には女子供も交じっている。実際の戦力は百人にも満たないだろう」

「……女子供がいるという事は、彼等も元一般市民と言う事ですか」

「その通りだ。敵は日々の食料を賄うため、略奪行為を繰り返している事を確認した」


 今回シルフ中隊が言い渡された命令は、市街を占拠する賊の制圧です。


 ただ賊は殆どの場合、包囲されて銃口を向けられるだけで降伏するそうです。


 正規軍を相手に勝てるわけがないと、早々に諦めるのだとか。


「しかし今回の敵は、ちと数が多い。アジトにきちんと、防衛網を構築していると情報もある。抵抗される可能性が高いだろう」

「……」

「各員、戦闘に備え気合を入れて任務に臨め」


 しかし今回の敵の規模はかなり大きく、シルフ中隊とほぼ互角であると推測されました。


 なのでいつものように、戦力差を押し付けての制圧が難しいのだとか。



「シルフ様。他の味方が帰還するのを待って、もう少し戦力を整えてから出撃しては如何でしょう」

「賊を放置すればするほど略奪の被害が増え、その結果として新たな賊が増えていく。……案ずるな、私の指揮があれば楽に勝てる」

「……」

「賊は見つけ次第、叩かねばならぬのだ。無事な村人は保護し、賊に落ちた者は叩く。それしかない」


 この司令部にも、無尽蔵に兵士が居る訳ではありません。


 教えてもらえませんでしたが、各地で賊が湧いてカツカツなのでしょう。


 現にこの時は動かせる兵の大半が賊の討伐に出払っており、動けるのはシルフ中隊だけだったようです。


「それで、そのシルフ様。トウリ・ロウの運用についてなのですが」

「その女は、供述の通りだと突撃部隊に所属経験があるのだろう? ゴルスキィの部隊が新兵の寄せ集めでな、実戦経験のある兵士を配置してやりたかったんだ」


 『多少リスクが有ろうと、1日でも早く賊を討伐する』という考えまでは、まぁ納得できなくはないです。


 問題は、何故衛生兵である自分をゴルスキィ氏の突撃部隊に交ぜるのかという話です。


「トウリ殿は、衛生兵です」

「衛生兵としてではなく、実戦経験者としての運用だ。トウリ・ロウはゴルスキィとも懇意だそうじゃないか、丁度良いだろう」


 シルフは実戦経験者と言いましたが、自分の歩兵経験値は新米に毛が生えた程度です。


 歩兵としての運用であれば、その辺の新兵に及ぶべくもありません。


 エライアさんもシルフに抗議してくれましたが、


「まぁ心配するな、ちゃんとフォローはしてやる」

「……了解しました。では、ゴルスキィさんに挨拶に行って来ます」

「うむ」


 頑として譲る気配の無いシルフを前に、自分から折れるような形で了承しました。


 ……自分は外様の、オース人衛生兵です。大事に運用などして貰えなくて当然です。


「ゴルスキィにも話は通してある。ま、せいぜい頑張るんだな」


 もしかしたら、体よくオース人である自分を殺すために最前線送りにしたのかもしれない。


 そんな諦め顔の自分を、シルフ・ノーヴァは何か期待した表情で見つめていました。








「また無茶を申し付けられたな、オースよ」

「よろしくお願いします、ゴルスキィさん」


 しかし、結論から言えば。


 彼女が自分をゴルスキィ氏の下に付けたのには、別の狙いがありました。


「安心しろ。吾の部隊に来たからには、絶対に生かして帰してやる」

「……ありがとうございます。頼りに、しています」


 金色の英雄、ゴルスキィの部隊に配属された時。


 自分は小さな、違和感を覚えたのです。


「まぁ案ずるな。……こう見えて、吾は強いぞ」


 片腕を失ってなお、槍を持つその姿は威風堂々。


 普段は竹を割ったように、快活なゴルスキィさんでしたが。


「……あの、ゴルスキィさん」

「なんだ」

「いえ、その。すみません、何でもありません」


 この日ばかりは、何かしらを「隠しているような」後ろ暗い雰囲気があったのです。










 その理由は敵のアジトの前に到着し、突撃の準備を整えている時に分かりました。


「……本当に、最前線なんですね」

「どうした、トウリよ」


 我々は、軍の左翼最前線に配置されました


 ゴルスキィ氏が与えられた部隊は10名ほどの小隊で、ちょうどガーバック小隊と同じ規模でした。


 自分という衛生兵の他に、新米ながら偵察兵や擲榴兵など一通りの兵科が揃えられていました。


「さて、諸君。我々ゴルスキィ小隊の受けた命令は、遊撃である」

「遊撃、ですか?」


 物陰から敵のアジトの様子を窺うと、ちょっとした要塞を思わせる造りになっていました。


 廃墟となった市街を囲むようグルっと鉄条網が設置され、バリケードが張られ、その後ろに塹壕が3層に渡って形成されていました。


 一個中隊でこれを突破するのは、なかなかに骨が折れそうでした。


「遊撃、という命令の意味が分かるか」

「臨機応変に敵の行動を見て対処せよという命令です」

「大まかにはそれでよい」


 我々が攻めてきた事は賊も把握しているらしく、既に塹壕内には銃を持った賊が潜んでいました。


 きっと、我々の突撃を今か今かと待ち構えているのでしょう。


「戦場の情勢は、数秒ごとに移り変わるものである。吾が隊はその機微を察し、適切に行動せねばならない」

「はい、ゴルスキィ小隊長殿」

「吾はそれなりに経験を積んで居る。その信用を以て、現場判断での行動権を頂いた」


 そして、このゴルスキィ小隊はシルフから「独自に戦況を判断し、行動する権利」を言い渡されたそうです。


 ゴルスキィ氏がエース級であることを鑑みて、彼女が許可を出したのだとか。


「この戦場を見渡し、最適な判断をせよ。……さて諸君、まずは初動について意見があれば聞こう」


 その言葉を聞いて、小隊のメンバーはゴクリと息を呑みました。


 今からどんな行動をするべきか、その場で判断して動けという命令に驚いたからでしょう。


 たかが1小隊に、こんな超越権限を言い渡されることなど滅多にありません。


「吾とて万能ではない。諸君らは、何か気付いたことや提案があればどんどん発言してほしい」


 兵士は、上部の命令を受けて行動するのが基本です。特に、新米兵士ならなおさら。


 だからいきなり、自由に行動せよと言われても困惑することしか出来なかったのです。




 ────ただ自分は、その命令を聞いた瞬間。



「では、我々が先陣を切りましょう。ゴルスキィ小隊長殿」

「む」


 目の前の快男児がやましい雰囲気を出しているのも、シルフがこの小隊に謎過ぎる権限を与えたのも、全て納得出来ました。


「仲間の布陣が整い次第、正面の敵へ突撃する事を提案します」

「お、おい。何を言い出すオース!」

「俺たちは遊撃だって言ってんだろ!」


 ああ、馬鹿らしいことこの上ありません。


 このブリーフィングの時間は、言ってみれば茶番でした。


「それは、如何なる理由か。トウリよ」

「ゴルスキィ小隊長殿が、それを一番よくご存じではないのですか」


 あの神経質そうなシルフが、部下が勝手に動くことなど許すはずがないのです。


 そして屈指の突撃能力を誇るゴルスキィ氏に、遊撃なんて役目を押し付ける訳がありません。



「味方の布陣を見るに、攻勢における始線はこのゴルスキィ小隊でしょう?」

「……」

「恐らくシルフさんの本当の命令は『先陣を切って突撃せよ』ではありませんか」



 これはつまり、シルフからの────クイズと言ったところでしょうか。


「自分たちの場所がこの周囲で唯一、隠れながら榴弾を敵の塹壕内に撃ち込めるポイントです。敷かれた鉄条網を安全に吹き飛ばせるここ以上に、突撃の始線として有用な場所はありません」

「うむ」

「更に我々の隣接地点には、増強小隊が2つも配置されています。我々の攻撃で崩れた敵の防衛網を、確実に確保するため配置したと考えるべきでしょう」


 最初から、ゴルスキィ小隊が先陣を切る役目だったのです。この場所に布陣された瞬間、それは分かりました。


 しかしシルフは、部下に何も考えさせずに先陣を切らせるのではなく、戦場を見渡すきっかけを与えたかったのでしょう。


 だからゴルスキィ氏に、敢えて「遊撃」という偽の役目を部下に伝えさせた。


「……。うむ、認めよう。その通り、シルフ指揮官から仰せつかった役目は一番槍である」

「はい」

「オースに状況判断力で負けてどうする。貴様らも、もっと周囲の状況を読め」


 シルフは、部下の教育にも力を入れていたようです。


 やはり、彼女は敵に回したくありません。彼女が成長すれば、オースティンにとってこれ以上ない敵になる。


 自分は、ほんのりとそんな事を考えていました。





 ああ、甘っちょろいことこの上ありません。


 自分はこの時点でまだ、彼女の事を大きく見誤っていたのです。


 『私の指揮があれば楽に勝てる』と、断言した彼女の台詞の意味を、この後自分は味わうことになるのでした。







「砲撃音だ。各員、戦闘配置」

「はい」


 午前11時。予定通りに、攻勢が開始されました。


 我々の配置された場所の反対側、右翼から激しい準備砲撃が始まります。


 その砲撃音を合図に、我々ゴルスキィ小隊は榴弾を目の前の塹壕内に撃ち込んで、突撃を開始しました。



「……あ、れ?」

「どうした、トウリよ」



 ゴルスキィさんは、まだまだ現役と言えました。


 賊は、砲撃音も鳴りやまぬうちに突撃してきた我々に驚き、迎撃の反応が遅れました。


 その隙を逃さず賊に槍から電撃を走らせ、英雄は塹壕内の敵を次々無力化していきました。


 それはかつての、ガーバック小隊長をも彷彿させる凄まじいモノだったのですが、


「走れ、ます」

「何?」

「今ならもう1段、敵の塹壕内に斬り込めます。正面の塹壕に、兵の配置が追い付いていない」


 それよりも自分は。


 ゴルスキィ小隊が突撃したその奥、ぽっかりと空いた敵の布陣の穴に、呆気にとられていました。



「いくら何でも、敵のカバーが遅すぎます」

「なに?」

「……っ、まさかシルフ指揮官は!」



 その布陣の穴は、あと1分も経てば塞がる穴でした。


 自分たちが制圧した正面塹壕には、数人の素人らしき賊が籠っているのみでした。


 そして奥の方から、慌てて賊が配置に付こうと走っているのが見えています。


 つまり今この瞬間にだけ、突くことのできる穴─────


「前に、前に進む提案をしますゴルスキィさん!」

「何?」


 シルフは準備砲撃を、敵からも視認できる丘の上から行いました。


 それで、恐らく敵は遊兵を右翼側に集中させたのでしょう。


 我々の奇襲を、最大限に活用するために。


「この瞬間を、シルフは逃すなと言っているんです!」


 彼女は近くに増強小隊を2つも配置し、敢えて・・・自分達の背後を固めさせました。


 なので今、我々は背後を気にする必要はありません。


 きっとシルフは最初から、これを見越してさらに奥まで突っ切れると想定していたのです。



「今なら一気に、敵の第2塹壕まで制圧できます。さすれば、戦況は一気に我々に傾く────」



 自分達が深く切り込むのに合わせ、サバト軍は波打つように変化を見せました。


 砲撃が行われている反対側から「突撃するぞ」と怒声が響き、敵の防衛兵力を釘付けにして。


 シルフ率いる本隊が前進を始め、我々の突撃地点への援軍を遅らせます。


 そんなシルフの縦横無尽な動きに、賊の防衛部隊はしっちゃかめっちゃかにかき乱されていました。



 それは紛れもなく、自分達への援護でした。



「第2塹壕、先に制圧完了しました。向かってきた賊は、慌てて引き返していきます」

「よしトウリ、此処でいったん止まろう。この場所を維持すれば、きっと後続がすぐに来てくれる」


 やはり敵は素人だったようで、突撃したゴルスキィ氏になすすべなく制圧されました。


 これで我々は殆ど被害なく、第2塹壕まで到達する事は出来たのです。ここまでは、作戦大成功と言えましょう。


「素晴らしい視野の広さである。トウリ、良い目をしているな」

「ちょっと、勇猛果敢が過ぎるけど」


 しかしその代償として、自分達は戦線から突出していました。


 なのでゴルスキィさんも、これ以上の前進は危険と判断したみたいです。


 自分の勘も、これ以上の深入りは危険だと訴えていました。


 潮時です。後は、拠点の維持に専念しましょう。


「……」

「どうした、トウリ」


 そう考え第3塹壕の先を見渡したその瞬間、凄まじい爆音が轟いたのです。


「背後から、魔法砲撃っ!? 我々が突撃しているというのに!?」

「む、皆の者伏せよ!」


 どうやら味方のサバト軍が背後から砲撃したようで、目の前の第3塹壕の右方面が大爆発を起こしました。


 駆けつけてきていた敵の増援部隊が炎に包まれ絶叫が響いた後、シンと静まり返ります。


「ぐ、吾らを殺す気か! シルフの奴め、何て危険な────」

「……今すぐ、10時方向の塹壕に突っ切りましょうゴルスキィさん」


 カチリ、カチリとパズルのピースがハマっていく音がしました。


 シルフ・ノーヴァがこの戦場に描いた終局図が、少しづつ彩られていきます。


「前に、出られます」


 魔法砲撃は、本来であれば味方が突撃する前に行うものです。


 この時代の砲撃は狙いが荒く、遠距離だと狙いが数メートルは平気でずれるからです。


 間違っても、突撃中の味方がいる塹壕付近に撃ち込むものではありません。


「落ち着けトウリ、流石にこれ以上突き進んで味方から孤立するのはマズい」

「違います、見てください。あそこに、ゴールがあります」


 しかし、この時の味方砲兵は非常に近い位置から砲撃を行っていました。


 だからある程度、自分達に当たらないよう狙って敵を撃てていたのです。


 そう。この時シルフは魔法砲兵を、最前線ギリギリまで押し上げていました。



 ────それが出来たのは、我々が第2塹壕まで一気に攻略していたからです。



 自分達が第2塹壕まで確保したから、敵の第1層の防衛部隊は撤退を余儀なくされました。


 退かなければ第2塹壕越しに背後をとられ、挟み撃ちにされるからです。


 その結果、敵の塹壕からの妨害がなくなり、我ら左翼の魔砲兵部隊は前に出る事が出来たのです。


 ────それは明らかに、自分達が第2塹壕を制圧することを予見していないと出来ない動きでした。




 この時、賊の応援は右方向から大慌てで移動してきておりました。


 敵はこんなに早く、第3塹壕まで到達されることを想定していなかったみたいです。


 そして第3塹壕の防衛部隊がようやく配置に着こうかという瞬間、味方の砲撃でその部隊が消し飛びました。


 突撃されてる最中に砲撃されるとは、敵も想定していなかったのでしょう。



 ─────つまり正面の第3防衛ラインは、今なら無人。



 そして、その塹壕を越えた先に、


「居住区────」

「賊の非戦闘員の家ですね。司令部も、そこにありそうです」


 敵の急所が、むき出しになっていたのです。





 気持ちが悪い。気味が悪い。


 こんなのは、戦場ではありません。


「敵の居住区に到達! 全体を見渡せそうなあの民家の屋上が、指揮官の居場所と思われます」

「確かに、兵がおるな」


 自分達が居住区に到達した瞬間、背後からの銃声がやみました。


 賊も、自らの仲間かぞくが住んでいる区画に銃弾を撃ち込む勇気はなかったのでしょう。


「ウオオオォォォォォ!!」


 ゴルスキィ氏は雄たけびを上げ、その司令部と思しき民家に突撃していきました。


 その背を追って、我々ゴルスキィ小隊も突撃していきます。


「貴様が首魁だな」

「ひ、ひぃい!」


 居住区付近の防衛戦力は、大したことありませんでした。ここまで突破される想定をしていなかったのだと思います。


 結果として我々はただ一人の死者も出すことなく、敵司令部の制圧に成功しました。


「わ、分かった。とても敵わない、降参する!!」

「うむ、よろしかろう」


 ゴールドブラストと呼ばれた伝説の突撃部隊のエース、ゴルスキィ氏の迫力を見て司令部の賊は戦意を失ったのでしょう。


 司令部の制圧後、彼らは速やかに降伏を申し出て、敵のボスに降伏を宣言させました。


 これは戦闘開始からほんの、16分後の出来事でした。



「……凄まじい観察眼だったな、トウリ。きっとシルフも、誉めてくれよう」

「いえ」


 これ以上にない、まさに完勝でした。


 敵味方共にほとんど被害を出さず、ただ賊の頭と急所を押さえ降伏に持って行ったのですから。


 まるでマンガやゲームのような、理想的な勝利。





 ────そんな勝利を、させられた。




 これは自分の功績ではありません。


 自分はただ、戦場を読んで適切に動いただけです。


 目の前の塹壕が手薄だったから、突っ込んだ。


 敵の急所ががら空きだったから、制圧した。


 ただ、それだけ。



 本来なら、塹壕があんなに手薄になるはずがないんです。


 居住区という急所を、敵ががら空きにするわけがないのです。



「これが貴女の指揮だというのですか、シルフ」



 今回の戦場は、本当にゲームのようでした。


 状況に応じて「正答」が用意されており、プレイヤーはそれに答え次のステージへ進んでいく。


 そうなるよう、誰かの手でコントロールされていました。


「何を、そんなに怯えた顔をしている。トウリよ」

「だってそりゃあ、怖いですよ」


 今回の戦場は徹頭徹尾、シルフにより回答が用意されていたのです。


 戦場全てがまるで練習問題のように、「勝利できるように」構築されてしまっていたのです。



 ……初めて戦った敵の拠点内の動きを、完全にコントロールして?


 ……敵味方とも最も被害が少なくなるような戦術を、数日で練り上げ?


 ……しかもそれを、部下の教育の為の練習台に用いる?



「『怪物』はどっちですか、シルフ・ノーヴァ」



 今回の、アジト制圧戦が終わった後。


 自分は後方で指揮をしていた同世代の少女に、心底恐怖を抱いていたのでした。

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