新たな仲間と出逢いの街

「くらえ!『ポイズンレイン🟣🌧』」


        ドサッ


    討伐・エンジェルフォックス

      ・サンダーライオン


「ふぅ〜 討伐完了〜!!」


この不思議な世界に来てから

もう2日ほど経ったが

特に大変な事はない

食糧もその辺の果実があるし

水も綺麗な川がある

全然困らないし指輪の種類も増えてきた


「きゅうぃん」


「ん?スライム?」


      ズルズル パクッ


「あっ!俺の素材!!」


俺の倒したモンスターの素材を食べた瞬間

スライムが輝き出した


       パァアアア✨


「うわっ!なんだ!?」


ものすごく眩しくて目を閉じてしまい

恐る恐る目を開けるとそこには


「・・・へぇ?」


スライムは消え女の子が立っていた

そして女の子は徐々に目を開いた

そして


「あっ!ひどいです〜〜!!」


「何が〜〜!?」


口を開いたと思ったら急に怒り出した

俺はとりあえず話を聞いてみる事にした


「確かにぶつかったのは私ですよ?

 でも身体を千切らないでください!!」


うん?俺が身体をちぎった?


「ってあの時のスライム!?」


「思い出してくれました?」


「うん って素材!!

 ちょっと!素材返してよ!」


「もう食べちゃったよ!!

 でも残ってるじゃん」


「はぁ〜 そおいう問題じゃあ

 まぁ いっか」


「え?いいんだ」


「うん

 てかお前姿変わってるけど

 本当にスライム?」


「そうだよ?

 私達スライムは食べるモンスターの素材で

 姿を色々変えられるんだ〜!!

 私はさっきエンジェルフォックスの

 毛を少し食べたから

 レアモンスターの《エンジェルスライム》

 に種族が変わったんだ!」


「へぇ〜

 レアモンスターねぇ」


ん?レアモンスター?

それに・・・よし!


「なぁ 一回スライムの姿に戻ってくれ」


「え?いいけど?」


        ポン💥


「きゅうるん」


おぉ〜 一旦戻ってもらったけど

スライムの姿も変わってる

青の体はシルバーになってて

小さい翼と天使の輪っかが付いてる

面白い姿だな

それではちょっと失礼して!


       プチッ🫳💧


「いったぁぁぁぁあい!!

 なんでまた身体ちぎるの〜〜!!」


「え?あぁ ごめんごめん」


身体の一部を前みたいにちぎったら

今回は怒られた


「痛いよ!ひどいよ!

 てかなんでちぎったの!?」


「え?レアモンスターって言ってたから

 良い効果の指輪作れないかなって」


「指輪?なんで指輪?」


「まぁまぁ ちょっと待ってて」


よぉっし 準備整ったし

指輪作りの開始だ〜〜!!

そして俺はまたモンスターの指輪を作った

今回は3種類作る事が出来た

    

      アイテムを入手


  「フレイムポニーリング🔥🐴💍」


  「サンダーライオンリング⚡️🦁💍」


 「エンジェルスライムリング👼🧊💍」


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 

指輪完成・能力

[フレイムポニーリング]

・炎突

炎を見に纏い相手に突進する技

・炎陣

炎の陣を自分の周りに作る

・爆炎

高温の炎を相手に放つ

・火雨

炎の雨を辺りに降らせる


[サンダーライオンリング]

・瞬雷

電気を纏い高速で移動する

・雷砲

高電圧の電磁砲を放つ

・迅雷

雷で素早く連続攻撃を決める

・落雷

任意の相手に雷を落とす


[エンジェルスライムリング]

・天使の慈悲

防御力が+150される

・慈愛の癒し

傷を回復する技

・慈悲の瞬回

慈愛の癒し程じゃ無いが直ぐに回復させる

・慈悲の願い

倒れた仲間を一日一度復活させる

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 


「おぉ〜!!やっぱり!

 結構良い指輪!」


「? ねぇ なんで私の身体ちぎったの?」


「あぁ ごめんごめん

 俺はね モンスターの力を指輪に込めて

 モンスターの力で戦ってるんだ」


「モンスターの力で!?」


「そうなんだよ」


ものすごく良い反応するねぇ

そんなハトに豆ぶつけたみたいな顔して


「私の指輪って強いの?」


「うん 元のスライムのも強かったけど

 今のやつも強いね!」


「へぇ〜 っていうか

 なんで指輪?人間って

 皆んな武器とか魔法とか

 持ってるよね?」


「俺のステータスって君も見れる?」


「え?うん 相手のステータスを見るのは

 皆んなの基本だから

 ちょっと待ってね」


        フォン


「え!?攻撃と魔力0!?」


「そうそう

 だからどうやっても普通には戦えなくて

 だから魔物の力を込めた

 この指輪で戦ってるんだ」


「へぇ〜 あなた 面白いんだね」


「そうなの?」


「うん!あっそうだ!

 私を仲間にしてよ!」


「え?これから先あなたも傷つく事が

 絶対あると思う

 そんな時にすぐに回復させて

 あげられるよ!」


おぉ〜 それは確かに魅力的

それにこの子レアモンスターなんだよな?

だったら欲しいよな〜

旅のヒーラーこの指輪途中で無くしたら

すっごい困るだろうし

よしっ!ついてきてもらおう!


「そうだね

 俺についてきてくれる?」


「やったぁ!うん!いくいく〜!」


「んで?どうやって仲間にするの?」


「あなたの魔力ちょ〜だい!」


「・・・あの 渡せる魔力無いのですが?」


「あぁ そっか!!」


あれ?これ仲間に出来ないやつ?

えぇ〜絶対仲間に欲しかったのに〜


「ちょっと手出して」


「え?はい」


        ギュッ


手を出したら手を握られたんだけど

これなんのためにやってんの?

ん?何か温かいものが流れ込んできて

なんだ?これ


        ポン💥


「うわっ!?」


「わぁい!!これで契約完了!」


「け 契約?」


「そう!私があなたの仲間になるって

 契約ね!成功して良かった〜」


        ピロン


んぁ?なんだ?

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 

無名レベル5

攻撃0

魔力250

防御85

素早さ92

幸運65


・慈愛の癒し


・慈愛の癒し玉


・慈愛の裁き


・瞬天

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 


「おぉ〜 結構強いなぁ〜」


「ねぇねぇ」


「ん?どした?」


「今はあなたが主人なんだからさ

 名前ちょ〜だい!主様っ!」


「そっか〜 う〜ん

 エンジェルねぇ

 ジュエル ジュエルはどうだ?」


「それどういう意味なの?」


「ん?ジュエル自身も綺麗だし

 どんな傷宝石みたいに

 綺麗に治せるからジュエル」


「・・・✨

 気に入ったよ!

 じゃあ私の名前はこれからジュエルで!」


「おう!これからよろしく!」


「よろしくね!主人様っ!」


「主人様いうな

 シアンでいいよ」


「え〜?じゃあシアンちゃん!」


「うん それでいいよ もう」


こうして新たな仲間と共に

俺の異世界旅はは続くのだった!

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