幕間 ③

 迂闊だと言えた。慢心していたと評価されてもおかしくは無い。それほどまでにこの事態は予測されるべき点で、回避出来る問題だった。

 ただもう遅い。やはりまた失敗だった。

 ここに来て生じるその手の現象には、もう慣れた。しかし、何も得られないまま悲嘆に暮れるのも馬鹿らしい。要因や起点となった部分が分かれば、改善の余地が生まれるだろう。

 本当に。

 何処からおかしくなってしまったのだろう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る