幕間 ①
一度目は失敗だった。二度目も三度目も。それからしばらく、全てが失敗だった。何が悪いのか何処がおかしいのか皆目見当つかないが、とにかく駄目だった。
その後も何度となく試したが悉く、失敗に終わった。最早何度目かは数えていない。とにかく最善を尽くした。
そうして、ようやく。今に至ることが出来たのだ。
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