第15話

思い込みの一種かもしれませんが、薬を飲み始めた時は、まるで三国志の孫悟空が頭にはめられている緊箍児でしめつけられているような感覚や薬をキメたような陽気な気分が急にきて、その後にはずーんと落ち込むというような気分の波がありました。


周りがよく見えず、猪突猛進状態だったり、頭が回らないので以前では考えられないくらい簡単なことをとにかく一生懸命にやらないといけなくて、一つのことしかできなかったり。やらないといけないという強迫観念にかられてもいました。内面の世界に意識があるので、独り言も多いような気がしました。


そして、周りから聞こえてくる音にものすごく過敏で、頭の中に響く感覚があり攻められているような感覚がわいてくるので、複数の人が会話している会社の休憩室にいられなかったり、仕事中もとても怖く辛かったです。

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