第14話
薬を飲み始めたばかりの頃は疑心暗鬼の中にいたので、今考えると頭がうまく働かなかったり何かしんどい、うまく説明できない、言葉が詰まるという感覚がありましたが薬で治るとは思っていませんでした。ただ疲れているだけだろうと思っていたのです。
しかし、それは毎日どんなに早く寝ても付き纏い、できない自分を追い詰めてつらく泣けてくることが多かったのです。
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