第10話

メンタルクリニックの先生は私の病気をこれだとは言いません。それはまだ不確定なのもありますが、私の事を信じてないのかもしれないと思う事があります。


「わかってるんでしょ」と診察の時に先生が言った言葉が引っかかっていて、それは妄想の世界に完全には足を踏み入れてないということなのか、よくわからないのです。


先生の言葉が少ないのはわざとなのか、わからないけれどいつも的確に症状に合わせた薬を処方してくれます。

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