第36話
こんなに落ち着く空間だったんだな。自分の家って。
玄関に入った瞬間、懐かしさだったり今まで玄関であった思い出が頭の中を駆け抜けていって私を感動に導いた。
靴を脱ぐ、廊下をゆっくり歩く。お姉ちゃんはリビングで待っているみたいだ。
手洗いうがいをしっかりとした後リビングに行くと、お姉ちゃんが待っていた。
「ただいま。お姉ちゃん」
「す、翠……!よかった……おかえりっ……!」
お姉ちゃんは私に駆け寄ると、私を力強く抱きしめてきた。
お姉ちゃんの心拍数が早い。緊張、させちゃったかな?
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