第6話 副大臣と利権
税金を沢山取ると財務省が、喜ぶ。
一般会計が増える。特別会計が増える。新たな省庁創造。新たな権益創造。新たな天下り先創造。
素晴らしい。
辞め議員の再就職先も創造。
これは未来を創る素晴らしい創造。
辞め議員はただの人なんてのは酷すぎる。もともと金持ちしか議員なんて出来ないのは、間違っている。
日本だけだ。立候補の供託金が目玉が飛び出る金額だ。300万とか高過ぎ。
他の国は一桁少ないんだよ。
まあ、家は代々議員で小金持ちでは在ったけど余裕は無いからな。
今のうちに稼いで稼ぎ捲るぞ。
地元企業が元気だった時期は土建が強かったのにいまは見る影もない。
談合して落札額が一万円プラスにしていたらマスコミに叩かれた。
公共事業削減されて雪かきがまともに出来なくなってどうするんだよ。
僕は雪かきをやりたくない。
うちの地区は漁業組合農協が大半で工場誘致してたけど今は辛うじて一社あるだけ。
半導体企業を呼んだけど水が少ないから来てくれなかった。
地方は辛いよ。
山は太陽光パネルで美しい。
ギラギラ輝いている。
冬でも暑いくらいだ。
夏は近付けない位になるけど金が地元企業に入る。
支那企業にしなかったのは地元愛だ。
支那企業にしても選挙では勝てないからね。
あ、でも外国人参政権を上手く出来たら支那企業でもいいかな。
あと副大臣になった。腰掛けと思われているけど腰掛けです。
そのうち本物になってやる。
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