1201記事以降

職場の先輩からサシで飲みに誘われて、この職場に来て良かったと心の底から思いました。

──『作りすぎると言葉が軽くなるよ』──

☆☆☆


 2024年5月13日(月)。21時29分。


 短く書きます。寝たほうがいいので。


 こんにちは。井上和音です。


 Xを引用します。


☆☆☆


 「職場の先輩からサシでの飲み会に誘われた」


 「齢29にして初めてのサシ飲みだ」


 「ヘレン・ケラーの年収:7000万

 障害年金の年額:80万」


 「【偉人の年収How much?:感想】ヘレン・ケラーとアン・サリバン先生のお話。アン・サリバンも実は盲ろう者。手術して見えるようになる。アン・サリバンは努力家で、目が見えるようになったら盲学校(高校程度)を首席で卒業する。(そりゃ障害者じゃなくなるのだから当たり前のような気はする)。その後、大金持ちの家に生まれた目も見えない耳も聞こえないヘレン・ケラーの家庭教師となる。ヘレン・ケラーは実は喋ることが出来たらしいので完全に耳が聞こえなかったわけではないらしい。アン・サリバンの教えの下、1ヶ月で手に書く手話をマスターする。高校に入ると現代のハーバード大学に行きたいと考え始め、アン・サリバンを教室に連れていき、左手で同時翻訳をしながら右手でタイプライターを打つ教育スタイルを貫く。英語・フランス語・ラテン語を理解し、見事ハーバード大学に合格。盲ろう者がハーバード大学合格は史上初だったためにアメリカ中で話題になる。ハーバード大学入学直後から執筆依頼が舞い込み、初年度の原稿料は750万円。2年目は1500万円。見事成功したケラーは22歳で一軒家を買いサリバン先生と二人で暮らす。戦争などがあり講演依頼が減ると、裕福な暮らしが出来なくなり家を手放す。太平洋戦争前に一度日本に訪れる。太平洋戦争後に日本に再来。身体障害者の職業選択の自由などの法律の立法に影響を与える。ケラーの講演の有名な一節「どんなに不幸の底だろうと、諦めなければ…」というのがあるらしいが、問いたい。ヘレン・ケラーさん。あなた不幸の底を経験したことありますか。70歳の年収は2000万円。アメリカ盲人会から貰っていたお金は月550万円。歳を取ると減るが、40代で基本料だけで年収7000万円。ヘレン・ケラーさん。あなたに絶望を語るのはちょっと無理があるよと思いますよ。精神障害者が障害者として認められたのがごく最近。障害者雇用基本法などの改正があったのは令和になってから。ヘレン・ケラーさんのおかげで身体障害者は障害者として優遇されるが、知的障害者、精神障害者は障害者ではなく閉鎖病棟に閉じ込めるのが日本のスタンダードとなった。日本の閉鎖病棟はただの牢屋という指摘もあるし、国際的に批難が殺到しているので、入院期間は短くなった。ヘレン・ケラーさん。目が見えない、耳が聞こえない。それだけが障害だと思っていましたか。私はヘレン・ケラーさんに聞いてみたい。障害者で年収200万くらいの人生だったら、あなたは障害者でも自立して生きていけるとその口から言えるのか。私は今の、貴方の生きた80年後の日本にいますが、障害者になって自立した生活は送れていません。ヘレン・ケラーさん。あなたは絶望を経験しましたか?牢屋に入れられたことありますか?ずっと勉強して成功して、ハーバード大学卒業して、それでも不幸と語りますか。私ですら年額80万の年金を貰っているから、自分は不幸ではない、自分が不幸を語るのは間違っていると思いますが、ヘレン・ケラーさんは不幸でしたか?感動するストーリーの主人公でしたか?皆に称賛される最高の人生でしたか?ですよね。私は不幸ではありません。貴方も不幸ではありません。完全なる成功者。でも自分に嘘をついて自分は不幸から這い上がったと言うのでしょう。あなたは最上級の最高の人生です。私は到底あなたには敵いませんが、自分が不幸だと簡単に自認しないような人生をせめてもの送ろうと思っています。同じ障害者として天国から見ていてください。日本の統合失調症患者がこの先どうなるか、あなたに見せつけてやりますから。天国で会いましょう。あなたと話してみたいです。」


☆☆☆


 目が痛い。Xに長文載せても特に反応とか無いよ。やめなよ。もう疲れたんだ。


 ヘレン・ケラーさんは素晴らしい偉人なんだよ。中傷するなよ。障害者に光を与えた素晴らしい人なんだよ。


 この障害者って身体障害者だけなんですけどね。精神障害者っていつ。知能障害者はできないやつ。精神障害者は危険なやつ。みたいな感じでしょうか。何で精神障害者だけおりに入れるのよ。うちら動物じゃないんだけど。動物だって空は見える。俺ら何をしてあの壁しかない檻の中で一週間過ごしたんだろうね。狂うに決まってるじゃないの。


 京大病院西病棟が古かっただけです。新しい病棟ではああいうのないから。神さまの挑戦状だよきっと。


 「それで井上は勝ったんだ。おめでとう、井上」


 寝ていい? 


 そういえばですね。職場の先輩からサシ飲みに誘われましたよ。やったよ。遂にここまで来れたよ。道端で挨拶をしたところから何となくいい人だと思われていたらしいけれど、話してみて私も思うけれども話が合うもの。なぜだ。しかし昼休みの話は途切れない。お互いがお互いの話を聞く感じでとてもいい。話していてストレスが全く無い。もうこういう会話は一切出来ないのかなと高校時代から絶望していたけれど、ようやく仲の良くて会話も弾む人と出会えた。この職場に来てよかった。採用してくれてありがとう。お食事楽しみにしております。アルバイトと正職員の会話なので、仕事の会話とかほぼ無いわけですが、それでも会話をしていてストレスが無いってなかなかの波長の合い方だと思います。居たんだ、自分と会話の波長が合う人が。やっと。やっと。


 髪の毛も薄くなってきたし、統合失調症だし。欠点だらけの20代絶望パートタイマーなわけですが、絶望には底が無いのと同じように、希望にも果てが無いらしいです。希望の先にはまた希望。絶望したり希望を持ったり、要はベクトルが上がったり下がったりするだけなのですが、それだけで、あまりにも強すぎる希望、絶望が無ければ、この人生の上下動も楽しんでいいんじゃないのでしょうか。


 おやすみ。

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