「ねばならない」を解放してみる

 カクヨムコン10開始まで残り2週間を切りましたが、相変わらず手が動いていない状態で、こういうときは占いに頼るぜ! と、昨日占い師さんに「モチベーション上げてください」と相談していました。

 経験上こういう「何か動かなければいけないんだけど、何から始めればいいのやら」という状態の時、背中を押す用として占いは有用なので。


 ……ただ、出てきた結果が期待とちょっと方向性違ってました。

「現状、『~ねばならない』との固定観念やプレッシャーで身動き取れなくなって気力枯れてるので、1~2週間程度休みつつ固定観念を解放してあげた方がいい」らしく。


 確かにカクヨムコン10向けの焦りが多々あるのは間違いないので、一度この手の「~ねばならない」固定観念を全部書き出してみようと思います。

 全部リストアップしてみると、どれかは不要なものがある……とは占い師さんの談でした。


 では早速、「ねばならない」を解放してみる思考実験、いってみます。


 ------------

 ・カクヨムコン10向け新作「宝石の樹海と妖精の騎士」の初稿を、12月中旬までに完成させねばならない

 ・「宝石の樹海~」の第1話は、カクヨムコン10初日に投稿開始せねばならない

 ・新作を投稿するからには、読者選考はせめて通過せねばならない

 ・読者選考を通過するためには、★100は集めなければならない

 ・「宝石の樹海~」のキャラ造形に足りない部分があるので、初稿完成後に抜本的に直さねばならない

 ・キャラクターの作り方を従来と変えねばならない

 ・「神の一皿は勝利を約す」改稿版を正月休み中に作業完了せねばならない

 ・「神の一皿~」改稿版は従来版よりずっといいものにせねばならない

 ------------


 ……思ってたよりは少ないですね。

 では早速、ひとつひとつ精査してみましょう。


 ------------

 ・カクヨムコン10向け新作「宝石の樹海と妖精の騎士」の初稿を、12月中旬までに完成させねばならない

 →必ずしもその必要はない。「神の一皿~」の改稿前に初稿を上げたい場合でも、12月下旬でよい。また年内に間に合わなくとも、最悪、来年2/3までに完成できればカクヨムコン10の審査対象にはできる。


 ・「宝石の樹海~」の第1話は、カクヨムコン10初日に投稿開始せねばならない

 →必ずしもその必要はない。少し遅らせて開始しても致命的ではないはず。なんなら開始1週間後、「トップページ表示が完全ランダムからトップ100に変わる」前日に投稿開始すると、初期ブーストがうまく利用できていいかもしれない。


 ・新作を投稿するからには、読者選考はせめて通過せねばならない

 →必ずしもその必要はない。落ちたら落ちたで角川文庫キャラクター小説大賞に持っていける。


 ・読者選考を通過するためには、★100は集めなければならない

 →必ずしもその必要はない。★50程度で通っている作品も前回は多数あった。


 ・「宝石の樹海~」のキャラ造形に足りない部分があるので、初稿完成後に抜本的に直さねばならない

 →前半はそのとおりだが、後半は必ずしもその必要はない。足りないと分かっているなら今すぐ直せばいい。


 ・キャラクターの作り方を従来と変えねばならない

 →これは必要ありだが、どう変えるべきかは焦って結論を出す必要もない、はず。


 ・「神の一皿は勝利を約す」改稿版を正月休み中に作業完了せねばならない

 →これはやりたいが、あくまで「できれば」であって必須ではない。


 ・「神の一皿~」改稿版は従来版よりずっといいものにせねばならない

 →これについても、あくまで「できれば」であって必須ではない。

 ------------


 ……うん、だいたいは「必ずしもその必要はない」案件でしたね!

 なんだかだいぶ気が楽になってきたように思います。占い師さんすごいなあ。


 とはいえ油断しているとまた自己プレッシャーかけ始めかねないので、カクヨムコン10は極力ゆるゆるモードでいこうと思います。

 スケジュールは伸びきったゴムのごとくだらだらと、精神的にもふにゃふにゃと。


 そんなわけでカクヨムコン10向けの新作は、開幕同時投稿はしない可能性が高くなってきました。

 読者選考レースは若干不利になるかもしれませんが、これもモチベーション復活のためなので致し方なし……

 少しスロースタートになりますが、よろしくお願いいたします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る