イメージカクテル「笑顔のベリーソース・ラウル&レナート」

 今日は飛び入りのトピックがない!

 ということで、ようやく旅の話ができます。


 少し前にも書いていましたが、今回の旅では、イメージカクテルを作ってくださるバーへ寄りました。

 お店の近くに宿を取ったので、土曜日曜と2回訪れまして、予備も含め計3杯のイメージカクテルを作っていただけました!


 ということで、今回から3回分、作っていただいたイメージカクテルの話をしようと思います。

 まずは1杯目。拙作「笑顔のベリーソース https://kakuyomu.jp/works/16816927861260911907 」に登場する、ラウルとレナートのイメージカクテルです。


 画像は近況ノートに掲載しましたのでそちらをどうぞ!

 https://kakuyomu.jp/users/hiiragi_goshiki/news/16818093083368406325

 また、Twitterにはより多くの枚数を載せています。

 https://x.com/hiiragi_goshiki/status/1826243473466671574


 以下、解説です。


【使用されたお酒】

 ・ハーブリキュール「ドランブイ」

 ラウルのイメージ。華やかなハーブの香りで、天才料理人としての自信に満ちた性格を表現。

 また、ハーブ系で口当たりが爽やかなことから、自由人としてのさっぱりした性格を表現。


 ・スコッチウィスキー「ラフロイグ」

 イギリス王室御用達のウィスキー。王家の忠実な毒見人であるレナートを表現。

 かつ、独特のスモーキーな風味があることから、ラウルに少々煙たがられる彼の厳しさを表現。

 また、ラウルイメージの「ドランブイ」もスコッチウィスキーがベースになっている。両者ともにスコッチウィスキー要素が共通することから、互いが奥底で通じ合い、天才同士として唯一無二の信頼関係を抱いていることを表現。


 ・ラズベリーシロップ

 ラズベリーは、もともと神の白い食べ物と呼ばれていたが、棘の血で赤く染まったという伝説がある。

 この物語から、血のイメージを表現。もちろん、物語最後の鍵になったベリーソースのイメージとも重ねて。


【グラス】

 銀縁に長い脚で、常人には届かない高みにいる二人のありようを表現。


【飲んでみた】

 一口目は、ラウル=ドランブイのハーブ風味が強く出ました。少し甘みもあるものの、ハーブの香気の方が強かったですね。

 混ぜていくとスモーキーな香りが出てきます。これはレナートのラフロイグですね。

 ラウルのハーブ、レナートのスモーキー感、共に癖が強めな風味です。癖が強い同士が、控えめな甘味を間に挟んで調和している感じの味でした。

 万人受けする味か、と言われたら、おそらくそうではない気がしますし、好きか嫌いかと問われて「好き!」と即答できるタイプの味では(私個人としては)なかったのですが、この「癖の強い同士が合わさってる感じ」はたいへんにラウルとレナート感があります。万人に好まれるような味では、むしろ彼らは表せない、といいますか。

 とはいえ癖が強い同士がきっちり噛み合ってて、美味しいカクテルだったことは確かです。


 ありがとうございました!!

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