第10話
「我々、鋼球蹴り球第五師団北部連帯
は真幸田ハイトと麗御影の抹殺
及び排除に向かう」
鋼球蹴り球第五師団北部連隊長の
勝昭卓が高らかにそう宣言した。
「いよいよ始まる。御影ちゃん
覚悟はできてるね」
「ウン、死なば諸共よ」
御影がニッコリと微笑んで敬礼した。
「一番蹴り手ムラカミイケーっ」
卓がそう叫ぶとムラカミが鋼球を
地面に静かに置いた。
「それではハイト様、オレの
魔幻第六キックが捌けるかな」
ムラカミが脚をしならせると鋼球は
緩やかな弾道を描いてハイトに襲い掛かって来た。
「御影ちゃん、フォーメイションG」
「了解」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます