第9話

「御影ちゃん、オレとタッグを組まないか」

ハイトが御影をジェノサイドゲームに誘った。

「ワタシ?」

「全国フットサル女子部優勝の御影ちゃんだ。

いいアイアンボウルの選手になると

思うけどな」

「まっ、まあ、いいけど」

「よし、決まりだ。闇将軍にはオレから

伝えておく」

「もう、強引ねえ」

ハイトと御影が笑った。


「いいだろう、御影君とタッグを組みたまえ」

闇将軍がブランデーを飲みながらハイト

の申し出を了承した。

「それで初戦の相手だが」

「二人ですよね」

「いや100人だ」

「えっ」

ハイトと御影が顔を見合わせて

絶句した。

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